コロナ感染症、キャベツときゅうりで死亡リスク低下との指摘

2020.08.11 07:00  女性セブン

 

 

 

https://www.news-postseven.com/archives/20200811_1584930.html?DETAIL

 

 

 

 

7月17日、世界的な医学論文公開サイト「medRxiv(メドアーカイブ)」に新たな研究結果が発表された。

《欧州各国の野菜摂取と新型コロナウイルス死亡率の相関関係について》

 WHO傘下の世界呼吸器疾病連盟元会長で、仏モンペリエ大学医学部名誉教授のジャン・ブスケ氏らが欧州各国を対象に調査をしたところ、キャベツを食べる量が1日1g増えると死亡リスクが13.6%下がった。きゅうりを食べた場合は15.7%も低下する可能性があるという。

 

【以上引用】

 

 

 

■キャベツとキュウリが死亡リスクを下げる効果

 

 世界的な医学論文公開サイト「medRxiv(メドアーカイブ)」に新たな研究結果によれば、コロナ感染後の死亡リスクを下げる効果が「キャベツ」と「キュウリ」にあると発表された。

 

 キャベツに多く含まれる『スルフォラファン』という植物由来の成分が関係している」そうだ。

「スルフォラファンは抗酸化力が高く、『酸化ストレス』という体内の炎症を抑える働きが期待できるという。

 

 赤ワインやチョコレートなどに含まれるポリフェノールや、キャベツやブロッコリーなどに含まれるスルフォラファンには、酸化ストレスを抑える機能があるので、適度に摂取することにより、免疫力を維持することにつながり、ウイルス感染や重症化を防ぐのだという。

 

 スルフォラファンはHIV感染を抑制すると解明されており、新型コロナにも同様の働きをすると期待されている。

 

 きゅうりなどのウリ科野菜に含まれる「ククルビタシン」という苦みの成分は、中毒作用がアルほどの強い影響を身体に与えるが、特に強い抗炎症作用で知られ、抗がん作用も注目されている。

 

 これらのことから、コロナ感染後の死亡率リスクを下げる効果があると発表されたようだ。

 

■だが、ちょっと待てよ!

 

 いま、世界中で多くの人たちが新型コロナウィルスに感染し、亡くなっている。これらの人々は「キャベツ」「キュウリ」を食していなかったのだろうか。

 

 「キャベツ」「キュウリ」は野菜の中でも基本の食材の一つだ。よほど嫌いという人でなければ、「キャベツ」「キュウリ」は食べているだろう。この論文では「キャベツ」「キュウリ」を食べていると死亡リスクが減るという。一日1g食べれば13.6%~15.7%も減るという。

 

 医学論文だから、この研究に異議を挟むことはしないが、この話だけでは、われわれはどうすればいいかが見えてこない。いったい、1日に何グラムの「キャベツ」「キュウリ」を食べればいいんだ? 

 

 

 そういうことが分からない論文では、あまり当てにできない。と、疑問を抱きつつ、でも難しいことではないから「キャベツときゅうり」は食べておくのがよいだろう。

 われわれは、「キャベツ」「キュウリ」は、ふつうに食べていればいいんだと思う。

 

 

 ほかに、もっと感染を予防する策はある。自己の免疫力を挙げるためのことに力を注ぐべきだろう。

 

 だが、死亡リスクを下げる食材などといわれるものは、「キャベツ」「キュウリ」がはじめてである点は、注目しておいてもいいかもしれない。いいと言われることは、やっておいたほうがいいのだろう。

 

 「キャベツ」「キュウリ」の塩もみや、マヨネーズ和えなど生で食べる方法はいくらでもある。野菜が安くなってきたら、おおいに食べておこうではないか。