■「コロナはなんでもない」「コロナは怖くない」派の人へ

今日の東京(7月26日) 感染者 あらたに 239人

 

コロナ感染者と、死者数(7月25日現在

→ 世界の感染者 15,782,592 人

  世界の死者数 639,692人

 

コロナで世界中に死者が出ている。

→ アメリカで「コロナなんか何でもない、怖くない」といって、コロナパーティに参加した若者が、その後感染して、死亡した例もある。とにかく、この半年で数十万人が亡くなっているのだ。日本の若者の多くは、そのつもりではなく「コロナパーティ」をやっているのだ。

 

コロナ感染者の多くが後遺症に苦しんでいる。

→ 感染して症状が出た人が、PCR陰性のあと、非常につらい後遺症が出ている。

 

特効薬はまだない。

→ ワクチンは、世界中で開発競争がすすんでいるが、テスト段階。実用化は来年度以降になるだろう。

 

高齢者や既往症のある人が感染すれば重篤化する。

→ 重症者の多くが高齢者。ただし、若者でも重篤化する例は多い。

 

欧米では極めて高い致死率。日本は致死率が低いから、安全だ。

→ アジア圏では、欧米に比べると致死率は低いは事実。いまのところ、なぜなのかの理由は分かっていない。だが、致死率の差はあっても、死ぬ人は死ぬ。

 

コロナは子どもには感染しないから心配ない。

→ 何をバカなことを言っているのだろう。大人も子どもも同様に感染する。子どもは大人社会との接点が少ないから、感染数も少ないだけで、家庭や学校で感染者がいれば、やはり感染する。

 

子どもはかかっても死なない、だからGOTOだって、登校だって問題ない。

→ だといいのだが、世界では多くの子供たちも犠牲になっている。何を根拠にこのようなことを言うのか分からない。

 

通勤電車は安全だ

→ 根拠無し。感染経路不明な人が感染者の半数以上いる事実。安心なワケがない。

 

スーパーやコンビニは対策がされているから安心

→ な、訳ない。多くのスーパーの店員やコンビニの店員が感染者になり始めている。事実を正しく報道してくれない新聞TVの報道だけを見ていても明らか。

 

自分だけは、人に感染させない

→ その自信はどこから来るのだ。無症状のまま家族や友人に感染させている例も多く報告されている。

 

 

■西村大臣、経済界へのお願い

 

 2020.7.27 01:00

東京や大阪、愛知などでの新型コロナウイルスの感染拡大を受け、西村康稔経済再生担当大臣は26日夕方の会見で「経済界へのお願い」として、「業種別ガイドラインの徹底」「テレワーク70%・時差通勤」「体調の悪い方は出勤させない 相談し、PCR検査を勧める」「大人数での会合は控える」「接触確認アプリCOCOAの導入促進」の5点を挙げ、協力を呼びかけた。(ANNニュース)

 

https://news.biglobe.ne.jp/topics/domestic/0726/45610.html

 

 

 

 

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西村大臣、企業へ「70%のテレワーク」をお願い!

 

GOTOキャンペーンをやりながらの、この西村大臣の「お願い」は、政策としていかに矛盾しているかに気づかないといけないだろう。

 

 GOTOで「遊びに行け!」と言いながら、会社には「70%は通勤させるな!(テレワークにしろ!)」と言っている。

 そのくせ、子供たちに「学校に行くな!」「行かせるな!」とは決して言わない。

 

 なんだ、このめちゃくちゃさは。

 これは、感染がどんどん拡大していくことが分かっているから言っているのだ。

 

 だが、日本の主要な企業が70%のテレワークにすぐに切り替えることなんかできないのも分かっている。でも私(西村)は、言いましたよ。そうでないと感染拡大しますよ。お願いを聞いてくれなくて、感染拡大したら、あなた達の責任ですよ。

 

 責任逃れのアリバイ作りでしかないのだ。

 

 アベ首相も、小池都知事も、やっていることは西村大臣と同じだ。自分が責任を負わないように発信しているだけなのだ。責任逃れの、狡さ(ずるさ)だけが目立つ。

 

 

 

わたしたちは、自分で自分の身を守るしかない。感染しない生活に切り替える以外に手はないだろう。