◆コロナ禍がすぎても、元の世界にはもどらない

 

◆前回のパンデミックは

 

 スペインかぜ

   ↓

 世界大恐慌

   ↓

 第二次世界大戦

 

◆今回は

 

 中国武漢で新型コロナウィルス発生

     ↓

 WHOパンデミック宣言

     ↓

     ???

 

 始まって3ヶ月で、世界的大流行(パンデミック)になり、その経済的ダメージから「世界大恐慌」になるだろう。

 その後のことは、まったく予測がつかない。おそらくは、極めて厳しい状況が数年は続くことが予想される。

 

 破れかぶれの国が「戦争」を始めても可笑しくはない。

(なぜか、北朝鮮はこの時期に「飛翔体」(たぶんロケット弾)を発射。おそらくは北朝鮮国内にも新型コロナウィルスの感染者が急増していて、国民の不満が高まってきている現れではないか、と見られている。

 お粗末なことに、日本の防衛システムでは捉えることも、撃ち落とすこともできない新型兵器らしい。)

 

 

◆各国のコロナ対策と、日本のコロナ対策

 アメリカトランプ大統領は「対コロナの経済対策として220兆円を議会に申し入れ」「国民一人当たり18万円を支給する」「これは2週間以内に実施する」と表明。

 わが日本は、「対コロナ対策として30兆円」「国民一人当たりに1万2,000円以上を現金支給する」

 これを聞いてびっくりして「のけぞってしまった」「卒倒した人」も多いだろう。この、あまりにレベルの低い対策に批判が殺到。総額でアメリカの7分の一、国民への現金支給額に至っては15分の一。

 

 そりゃそうだろう。香港では18歳以上に「16万円の現金支給」とか、台湾では「14万円を支給」といったニュースが流れる中で、わが日本は一人当たり1万2,000円とはあまりにもふざけた金額で、みなが冗談かと思う金額だ。この金額は「リーマンショック時の経済対策で1万2,000円を支給したから、1万2,000円以上」としたということらしいが、ということは、1万,3000円くらい出すのかな。なんとも情けない国だ。

いや、今の政権は、国民を助けようとは思っていないし、国民のためには金を使いたくはないのだ。

 あまりに金額が低くて批判が殺到したので、これを国民一人当たり、4万円にするとか、10万円にするとか、検討中らしい。検討中だから、どうなるかも、いつになるかも分からない。

 実際には、行き詰まっている人には10万円でも、焼け石に水で、多くの人はその先どうすればいいのかも分からない状況だろう。

 

◆公共料金は「猶予」じゃなく、「免除」にすべきだ

 さらに、経済対策としては、健康保険税の1年間の猶予とか、公共料金「電気・ガス・水道」料金の猶予...をうたっているが、世界的に全面的に、コロナが収束するまで、公共料金は免除すべきだ。

 支払いを「先延ばしにしてやるよ」というのでは、結局「中小企業に、無利子で金を貸してやる」というのと同じで、何の助けにもならないのだ。一年先延ばしにしたら、一年分を翌年には支払わなければならない。そんな経済対策はないだろう。

 

 経済対策の現金支給も、その支給はいつのことになるのかも不明。アメリカのように2週間以内...などと、具体的な期日は示さない。

 

 アメリカや、諸外国の例を見ても、あまりにも「まじめさや真剣味の足りない」対策に、ただただびっくり。

 

 それでも、マスコミを動員して「アベ政権のコロナ対策は素晴らしい」ということで、支持率が上がっているらしい。

 そのことの方が、もっとびっくりだ。

 

◆今回のコロナウィルスのパンデミックはダメージが大き過ぎる 

 

コロナが 片付いても... 

 

 車はうれない

 携帯もうれない

 高級品も売れない

 

 新型コロナは 気づかせてくれた 

 本当は 何もいらないのだと

 

 なければ、無くても、暮らせるぞ。

 

たぶん、もとにはもどらない。