勇気を出して彼女に告る の巻 | PULLING PUNCHES

PULLING PUNCHES

JOHN JONEACH の作業場






意を決して僕は
告白を決意した。











つもりだった。


何て云おうが
どう云おうが
言うこと同じなんだけど。





メールに書いてもなぁ
あいつ、携帯持ってないしなぁ。


今時珍しいよな
ガラケーすら持ってないんだから。






「 少しさ、歩かない?
    いいじゃん
    なんかたまには 」



渋々ついてきた彼女に
歩きながら告げようと思った。







今日は何だか月がきれいで

僕はスマホで撮り続けて








…って

保育園着いちゃったよ。








では帰り道で…
今度こそ!



何となくその…

またスマホで撮り続け





月天子さぁん   …。





マッサン、そのおうちの
壁ドン!で告るか。

なんか流行ってるらしいから。




月天子よ    …。



マッサン、代わりに告ってくんない?



月天子どのー    …。




逃げんなよ ー ー いどん !

じゃなくて壁どんだって!





がってんしぃーー!



逃げたってダメだぞぉ

お月様は見てますよーだ。











おっ!振り返った。



違うよっ!

今のは自分に云った心の声だよ!








ただいまぁ!




あ~あ、やっぱ云えねんだよなぁ。




いくつになっても意気地のない。


僕はそう。

                                    J. JONEACH