パン屋を営むお客様のメロンパンを頂いた。

名産のメロンを練りこんだ生地と
カスタードクリームとの
ハーモニーが素晴らしく、超美味!
これはリピート確実だな。


私も街角のパン屋に立ち寄り
パンを買うことがある。

たいていは経営者ご家族中心で商売を営み
バイトが何人かいるという構成だろう。

その時、
パンを買っていく人たちは
カウンターの裏手の厨房で
パンを焼いている人々のことを
考えることはあまりないだろう。

美味しいかどうか、
値段は妥当か、
とかには関心がある。

でも、
スタッフはその何十倍もの課題に
日々悩まされているのだ。

特に経営者家族は、
パン焼き担当者であるだけではなく
営業部長•企画部長•購買部長•総務部長•
人事部長•経理部長•製造部長なども
兼ねている。

それぞれの部長の悩みは理解できる。
でもそれらを一人で責任をもって
解決していかなければならないのだ。

例えばネットショッピング戦略。

営業部長が発案し
企画部長がコンセプトを練り
総務部長がIT戦略を立てる。
その後、
製造部長が仕様を決め
購買部長が業者と調整し
経理部長が会計処理する。

これらを一人で
やらなければならないのだ。

調整ネゴの手間はないが
相談相手もいないので不安である。

個人事業主や零細企業社長の孤独とは
こういうことでなのであろう。

パンを食べながらそんなことを考えた。

パン屋の主人からは、
"そんなことよりパンを味わって下さいよ"
と言われるだろうけど。

そういえば、村上春樹の短編に
"パン屋襲撃"、"パン屋再襲撃"
ってのがあったなぁ。

どんな物語だったっけ・・・