プロジェクトの中でいろんな人に接すると
世の中には2次元思考の強い人と
3次元思考の強い人がいることがわかる。
決してどちらかが優れている
ということではない。
2次元思考の強い人は実務的。
次はコレ、その次はソレ、
もしうまくいかなければアレをするなど
平面的に広がるフローチャートが
頭の中にでき上がっている。
多少ガンコなところもあるが
任せておけば最後になんとかしてくれる。
一方、3次元思考の強い人は効率的。
細かいところは気にならず
鳥瞰的にブロックで全体を見ている。
だから普段誰も気付かないような
ムダ・ムリ・ムラを見つけ出す。
コンサルに多いタイプかもしれない。
新商品企画を検討するときも
この両者の思考の違いがでてくる。
3次元思考のアイデアに対し
2次元思考のリスク評価が加わり
現実的な企画ができあがる。
ところで4次元思考ってないのだろうか?
時間軸、つまり
ライフサイクルを意識した考え方。
商品には必ずライフサイクルがある。
生まれたとき
育ち始めてヘビロテしてるとき
くたびれて少しボロくなったとき
役目を終えたとき
それぞれに価値があり、
その時々で活用できるのではと考えてみる。
ビンテージ商品としての価値を表現したり
組み換えて別の商品にしてみたり…
人間である自分自身についてもまたしかり。
4次元思考で見つめ直してみたら
意外な発見があるかもしれない。