世の中で「ビジネス」って言われるもの

個人的、趣味的要素が強いもの含め

すべて、企画→開発→運用という

ライフサイクルで言い表せると思うんだ。

 

なんとなく製造業のイメージが強いけど

ラーメン屋もアーティストもコンサルも

有形サービスも無形サービスも

企画→開発→運用の大きなサイクルで

鳥瞰的に全体を捉えてみると

問題点が見えてくる。

 

企画、開発、運用それぞれの中にも

サイクルプロセスはあるのだが、

ほとんどが目先の運用プロセスだけをみて

売れない、儲からないって言っている。

 

もちろん運用プロセスだけをみても

少し鳥瞰的に検討して見ると

材料調達、作成手順、商品提供方法など

いくつかの問題点は

すぐに見つかるだろうけど。

 

特にサービス業の場合は、

開発プロセスについて

検討余地なしと思われている節がある。

 

中身で勝負、がんばりが全て…

 

それらがお客様にとって

価値があると認められなければ

方向違いの努力ばかりで

報われないことが多い。

 

 

例えば

提供している商品がラーメンの場合…

 

いくつかの食材を調達し

食材を加工して

それらをアセンブルし

食器というフレームに組み込み

お店という環境設備の中で

スタッフにより提供するサービスである。

 

これらは動的なプロセスである。

 

一方で

アセンブルされた商品は

お店とスタッフという外部環境で

拘束されている。

また商品自体も

個々の食材コンポーネントで

拘束されている。

全てのコンポーネントは

属性と振る舞いをもち

外部インターフェイスで繋がっている。

 

これらは静的な構造である。

 

これらをアーキテクチャとして捕らえ

システムとして開発する。

 

企画プロセスでコンセプトを決め

いきなり運用プロセスに入るのは

改善の方向性が定まらず

あとで苦しむことになりそうだが

どうなんだろう。