ドブロヴニクバスターミナル8時発のバスに乗り、スプリットまで移動する。
停留所は18駅あるが、休憩があるのはPloceで7分,Makarskaで3分のみ。トイレ休憩後の人員確認はない。時間になると、突然出発する。ヘタをすると放っていかれそうだ。
実際3人ほど放っていかれそうになった。幸い連れの人が少し進みだした時に運転手に伝えたので、積み残されることはなかった。ひとり旅であれば、荷物をバスに残したまま、放っていかれることは十分あり得ることだと思われる。


ドブロヴニクは飛び地になるので、途中ボスニア・ヘルツェゴビナに入国し、出国することとなる
バス専用レーンで停車し、パスポートにスタンプが押される。



マカルスカのバスターミナル。



車内からの撮影。マカルスカ周辺。



バスに乗ること4時間半あまり、午後12時30分ころスプリットのバスターミナルに到着。10分ほど歩きディオクレティアヌス宮殿近くのホテルにチェックインする。時間が早かったが部屋に入ることができた。
小休止の後、街を散策する。



ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿が街の起源となったスプリット旧市街。この宮殿は今から約1700年前に、ディオクレティアヌス皇帝が晩年を静かに過ごすための宮殿として建設された。



ブラチェ・ラディッチ広場。15世紀の文学者マルコ・マルリッチの像。



宮殿の地下通路。





銀の門(Srebrna vrata)



ペルスティルと呼ばれる列柱に囲まれた美しい中庭。東西に12本のコリント式の石柱が立ち並び、ぺリスティルのすぐ東側には大聖堂と鐘楼が位置する。



4本の柱がある建物は皇帝の住居の玄関。玄関前のスフィンクスはディオクレティアヌス帝がエジプト遠征から持ち帰った。



大聖堂と鐘楼。



鐘楼入口のライオン像。



大聖堂内部。










ロマネスク様式のこの大聖堂の入り口の扉には、受胎告知から昇天までのイエスの受難物語の28場面が彫り込まれており、ロマネスク様式の彫刻の傑作として知られています。



地下の聖ルチアの礼拝堂・クリプトのマリア像。




ディオクレティアヌス帝の住居の玄関を入ると、



ダルマチア地方に伝わる、無形文化遺産にも登録されている伝統的な男性アカペラ合唱クラッパ。
前庭 vestibulで合唱が行われていた。







金の門(Zlanta vrata)





グルグール司教の巨大な像。 左足の親指を触ると幸せになれると言われています。 おじさんに隠れて見えないが親指はピカピカになっている。



青銅の門(Mjedena vrata)




洗礼室(ジュピター神殿)
ディオクレティアヌス帝がローマ神話の最高神であるジュピターを祭る神殿として建てたが、後にキリスト教が広まると神殿は洗礼室として利用されるようになった。



聖ヨハネ像と洗礼盤。



天井に施された見事な彫刻。





鉄の門から宮殿を出ると、旧市街の中心地、旧市庁舎やカフェが並ぶナロドニ広場 Narodni Trg



更に、西に進み、魚市場を通り過ぎて共和国広場へ。



建物の装飾が美しい。



広場から海側を見る。



リヴァと呼ばれる城壁の南側を走る広い通り。やしの木がずらっと並ぶ通りには無数のカフェのテラスが立ち並ぶ。



ミッテラン元仏大統領も訪れた、シーフード料理が美味しいRestoran Šperun で夕食。



ぷりぷりの手長海老とアドリア海名物のブロデット(Brodet)。



食後、前庭vestibulから階段を上に登った所を散策。ここから大聖堂と鐘楼を見ることができる。





本日の日程