「クレシダ」を観るため、大阪に出かける。
開演が12時なので、大阪駅のエキマルシエにある「かにチャーハンの店」で昼食をとる。
まだ11時なのに早くも満席。しばらく待ち、海鮮五目かにチャーハンを注文。
オープンキッチンスタイルになっており、目の前で大きな中華鍋で手際よく調理してくれる。
熱々のチャーハンとかに汁の昼食を美味しくいただいた。

11時半、サンケイホールブリーゼに到着。女性客が圧倒的に多いのに驚く。
座席は前方中央。役者の表情がはっきりと見ることができる。



舞台は1630年代のロンドン、グローブ座。
かつて名優として名を馳せ、現在はグローブ座の演技指導者と、彼を慕う少年俳優たちによる劇団の物語。当時は女性がキャストとして演じることが禁止されており、少年俳優が女役を演じていた。

一癖もふた癖もある老獪な性格の演技指導者・シャンクを演じる平幹二朗の圧倒的な存在感に、ただ感嘆するばかり。

豊かな声量、力強く重厚な演技。
齢(よわい)82をむかえておられるとは、信じ難い!