朝食はビュッフェ形式。ラインテラスでとる。





11時のチェックアウトまでのんびり過ごす。ホテル内トイレの手洗い場。ライオンの口から水が出るようになっている。



Oberwesel駅。無人駅なので駅員がいない。構内にいた若い男性に乗車時、車椅子の持ち上げを手伝ってもらう。
列車はMainz マインツが終点なので、乗り合わせた大学生の女性に下車時、駅員に連絡をしてもらうよう依頼する。駅員がなかなか見つからず、最終的に、その女性が車椅子を半分持ち上げて降車を手伝ってくれた。

今回の旅行は、至る所でこのようなたくさんの方々の善意に支えられ、無事帰国までたどりつくことができた。感謝の念でいっぱいである。

マインツはライン川とマイン川の合流点に位置し、古くから交易上重要な場所に位置し、8世紀からはドイツで最も重要な宗教都市として栄えた。グーテンベルクの生地としても有名である。

駅からタクシーでホテルに向かいチェックイン。近くにザンクトシュテファン教会があるが、坂道を登るのでタクシーで行くことにする。この教会を有名にしているのはシャガールが手がけたステンドグラス。1978年から1985年にかけて製作、設置された。新約、旧約聖書を題材に、美しいブルーを基調としたステンドグラスが特徴である。



シャガールのステンドグラス。







教会入口の魚のドアノブ。



坂道を下り、徒歩でマインツ大聖堂へ。マインツの大司教は、ドイツ皇帝の選挙権を持つ7人の選帝侯の首席の座につくほど、莫大な権力を持っていた。大聖堂は975年に起工された。ケルン、トリアーと並びドイツで3本の指に入る大聖堂である。





グーテンベルクの像。(グーテンベルク広場)





ご同輩⁈が…



大聖堂内部。





マルクト広場




グーテンベルク広場前の劇場。



キルシュガルテン。
第二次世界大戦で、町の半分以上が破壊されたマインツだが、旧市街の一画だけは、ほぼ無傷で残った。古くは1450年頃に建築された木組みの家々が並び、中世の雰囲気を感じることができる場所になっている。









アウグスティナー教会。







屋台や古本市があったので何か祭りをしているのかなと思い、ドイツ観光局のHPを見ると、ヨハニスナハトというお祭りの最終日だったようだ。全くの偶然。

毎年6月下旬に4日間開催されるヨハニスナハトです。大規模文化フェスティバルのヨハニスナハトは、元々はヨハネス・グーテンベルクを偲ぶためのものでしたが、今日では音楽や演芸、古い風習などが紹介され、軽食やワイン (もちろん!) の屋台も出る、彩り鮮やかなイベントになっています。
ドイツ観光局HPより

夜にはライン川で花火があった。後で知ったので見ていないが。

屋台で昼食。ビール、パン、カレーソーセージを購入。ソーセージはドイツ語ではwurst ヴルストと言うが、炭火で焼いたwurstはビールによく合う。



ドイツ名物のホワイトアスパラガス Spargelが右端に。



シラー広場、白いテントは古本市。



宿泊したHilton Mainz City。



静かな広場に面している。



シャガールの絵が廊下の所々にかけられている。





部屋の窓から見たロマーノ=グアルディニ=プラッツ。





広場にあるかつてのドイツ連邦の軍事施設。駐留兵士の食糧貯蔵施設として利用されていた。今はレストランになっている。



黄色のパラソルの下で夕食。



ホテル前の広場、地下駐車場につながる階段の屋根に世界各国のことばで公共の場所を大切にする標語が書かれている。



全くの偶然でカーニバルの最終日にマインツを訪れることになった。祭りで賑わっているにも拘らず、何処を歩いても、清潔で落ち着いた街並みで居心地がよかった。ボンの印象が酷かっただけに、マインツの良さがより際立った。

明日はいよいよ帰国。大事をとり、フランクフルト空港までの鉄道切符はオンラインでキャンセルし、フロントにタクシーの手配を頼む。朝8時頃の手配を頼むと、渋滞が予想されるのでもう少し早目がよいとアドバイスを受ける。7時過ぎ位に手配してもらう。

本日の日程表