フィンランド航空に車椅子で搭乗する旨を連絡すると、次のような返事が来た。



座席まで歩いて行けるか、離着陸時に普通に背中を真っ直ぐにして座れるか、膝を90度に曲げることができるかなど問い合わせてきた。フィンランド人も英語が母語でないのでスペルミスをしています。『度』はdecree でなくdegreeですが発音は似てますね。質問に答えて返信をすると、手続きが完了した旨の連絡が届いた。一安心。

続いてライン川沿いの丘の上にそびえる中世の古城ホテル。何回かメールのやりとりをし、最終的に駐車場から玄関までの石畳の登り道は荷物運搬用のゴルフカートに乗せてもらうことに。搭の最上階のエレベーターなしの部屋を予約していたが( 問い合わせると64段登るらしい)、変更することに。この際スウィートルームに変更することにしたが、ホテル側のミスで空きがなかったとのこと。仕方なく、かなり狭くなるがライン川が見える一階の部屋に変更。



ドイツ人も英語が母語でないので、『よくなる』feel better がfell betterとスペルミスになっています。

ドイツ鉄道は全行程の三分の一はスムーズに手続きができた。



残りは乗り換え時間が短すぎて無理ということ。あるいは座席予約のないものも無理らしい。



ここでもスペルミス。『短すぎる』はto short でなくtoo shortですね。

今回連絡をとった3社全ての担当者に些細なスペルミスがあったのは単なる偶然なのか?あるいは国際共通語として普及している英語という言語の特徴なのか?何れにしても、日本ほど些細な間違いにこだわらない英語教育が他国においてはコミュニケーション能力の向上に大いに寄与している。日本の英語教育も間違いの指摘よりも、コミュニケーションしようとする意欲をもっと評価すべきなのだろう。

話は逸れたが、ネットで駅の構内図を調べると、乗り換えは同じホーム。再交渉しようと思い問い合わせると、ドイツ鉄道では乗降口に階段があるので、車イスでの乗降の際はリフトを使用するそうだ。その為、同じホームでも最低8分位必要らしい。



本日夕刻、退院して装具をつける。リハビリの様子を見ていると、旅行はかなり厳しそう。腫れが酷くならないことを祈るのみ。あとは臨機応変に。