音盤は〈あの時代〉へのタイムマシンだ❢❢
本日discogsで買ったLPが届いた
…ホール・アンド・オーツ《ロックンソウル》🍩 ベスト盤だ👑
〈おっ これは『LP vs CD 検聴』せねば〉と思い、CDラックの大量のCDから同アルバムを探す🔎
あった、あった
大好きなCDゆえ、タイトルのフォントと色で分かる
本当に繰り返し聴いたアルバムだ
で、(当然)《プライベート・アイズ》
私が大学生だった1980年代の半ば、ディスコでこの曲になれば大騒ぎ 皆で〈パンッ…ンパパンッ〉と手拍子
まぁ、軽薄で単純な、愛すべき時代だった
■from 日刊ゲンダイ■
でも《プライベート・アイズ》始めホール・アンド・オーツには佳曲が多い 完全リアルタイムで聴いたアーティストゆえ、想いも深い
CDの《プライベート・アイズ》は音離れの好い、細かい音も聴こえる、優れものだ 思わず聴き惚れる
CDのほうがいいかも…と思いつつ、LPをターンテーブルにのせる🍩
…ぅ、ぅわぁあぁ…
すげぇ、元気ハツラツなイケイケなサウンド
令和の今、完全に失われたテンションだっ
…で、(勿論)なつかしい
音が重い
パンチ力も十分
で、塊と化した音が、聴き手に迫る
CDは解像度に優れる分、やや醒めた、というか客観的・分析的な音と思われる👓
LPはといえば、〈踊る阿呆に見る阿呆…おなじ阿呆なら踊らにゃソンソン〉…なサウンド
勢いづき、ビージーズ《サタデイナイトフィーバー》をかける🍩
1曲目《ステイン・アライブ》
いいねぇ…このグルーブ感
音と音の間に隙間のない、目の前の空間が温かい音で充たされる…これぞ〈アナログの醍醐味♨〉な響き
2曲目はチークタイム()《ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラヴ》
もうあらゆるロック/ポップスのバラードで吾が5指に入る、大・大・大すきな曲
…このぬくい、聴き手を包む音…恋する若者達よ、口説きたいなら、このサウンドで行き給え
で、3曲目《サタデイナイトフィーバー》
あの〈クチュクチュクチュ…〉というギターが始まれば、万感の想いが胸に迫る
高1の夏、ホームステイ先のオックスフォードで、現地の高校生と夜の教会で行われたディスコ大会()に参加した
全世界でビージーズの曲がヒットチャート上位を独占した頃🌏
〈クチュクチュクチュ…〉が聴こえ、甘いストリングスが流れるや、日英の高校生から嬌声があがった
CDが普及する🔟年前の話。
60年代のセンチメントと80年代のゴージャスの狭間。
不思議な…不思議な時代
ひとつだけ、確かだった。
あれは〈レコードの時代〉だった。
■from ジャパンアーカイブス■