英国製カートリッジの〈血のしたたる音〉
朝から家でオーディオ三昧。
…といえば、優雅で贅沢だが、現実は苦心惨憺、暗澹冥濛、疑心暗鬼、試行錯誤、トライアンドエラー、スクラップアンドビルド…❓❓
ともあれ、苦行とも似た格闘の時間だ💦
本日は〈カーテンの閉め具合〉から始めた🌀
カーテン…❓❓ まぁ、オーディオ狂ならばピン💡とくる筈。
カーテンを閉めれば音の反響が抑えられ、いわゆるデッドなサウンドとなる。カーテンを4,50センチほど閉め、音が激変⚡ 膨らみ気味(いわゆるブーミー)な低音が引き締められ、課題だったオーケストラのチェロやコントラバスの合奏が、ブン・ブン・ブンと軽やかに鳴った♬
オーディオの醍醐味、ここにアリ♨…な一瞬。
久々に英国デッカ製のレコードをかけたが、…あれ…パッとせぬ音🌀…と、再び疑心暗鬼が始まる。
あ、デッカならばデッカのカートリッジを使えばどうか💡
とりあえずオルトフォンのSPU-GTを外す。
夏に入る前、デッカ・カートリッジの伝道師ことサウンドボックスの箕口氏から買った、デッカMK-1に交換。
うぉ==っ、霧が晴れた☀
切れ味の鋭い、しかし十分な重量感も具わった、ぐぃっとナイフを差し入れば血のしたたるステーキのような…。
となれば、ビートルズ。さぁ、何を聴こうか🍩
血のしたたるステーキに擬えられるアルバム。
…ラバーソウル…だ❢❢❢
もう、鼻血がしたたる、濃ゆい音。
ビートルズのメンバーもおおむね20代半ば。ヤクでよれよれになる以前で、気力と体力の充実がうかがえる💪
アナログマニアの永遠の問い(❓❓)はといえば、〈ビートルズのレコード鑑賞は、ステレオかモノか…それが問題だ✞〉。
私のように解散後に聴き始めた人間はステレオに慣れ切ったがゆえ、モノはどこか違和感が禁じ得ぬ。
が、最後期の〈アビーロード〉〈レット・イット・ビー〉を除き、モノラル再生が大前提だったがゆえ、モノこそモノホン、オリジナルと言われれば反論はむずかしい。
で、とりあえずステレオ。いいねぇ。〈ラバーソウル〉はこうじゃなきゃ…と思いつつ、モノに切り替える。…うっ、ステーキだ…血のしたたる、ステーキだ💦
■ステレオ(左)モノラル(右)■
プロデューサーのジョージ・マーティンによれば、たとえばリードボーカルでいえば、左右どちらかのスピーカーに振り分けられるステレオよりも、ふたつのスピーカーでその中央に再生されるモノラルのほうが、必然的に音量が大きい…といった具合。
…と余計な事を考えつつ、モノとステレオのカートリッジを取っ替え引っ替え遊ぶうち、両方の内蔵磁石が引き合い、ぶつかった😱
…うっ、モノカートリッジの調子がおかしい🌀
お盆明けに、箕口サンに連絡せねば🚑💨
次回、血のしたたる音が聴けるのは、いつのことやら。
その点、Uber Eats はありがたい。〈いきなりステーキ〉の美味しいフィレステーキが労せず味わえる。
…ま、季節柄、ウエルダンの焼き具合(やむをえぬ)💦 血のしたたるステーキが喰いたきゃ、店を決め、予約を入れ、感染防止にハラハラしつつ、席で待たねばならぬ(その上、高い💰)。
いずれにせよ。美味しい音や味は、楽には手に入らない💀