春にうってつけな名曲《そよ風の誘惑》
日本人ほど”季節”にうるさい国民はいまい🌸
勿論アメリカでも四季は楽しめ、たとえばワシントンDCのポトマック川など、日本の名所も真っ青な桜の見どころ。
■from Tours 4 Fun■
晩秋に訪れる”インディアンサマー”なる小春日和は、”天高く馬肥ゆる”季節感にあふれる。
だが、正面切って”季節”を歌った洋楽は(”サマー”および”クリスマス”を除き💦 あるいは吾が国と比べれば)少ない。
何しろ俳句や和歌を読む折、”季語”入れなきゃNGというお国柄。あまたの大ヒット曲でも、おおむね季節が詠まれる。
吾が国で”青春”と言えば、”眩しい煌めき”も感じられる特別な言葉だが、アメリカでは単に”Youth"とすこぶる素っ気ない。
…で、”春”に相応しい洋楽は何か❓❓と考え、オリビア・ニュートン=ジョンの《そよ風の誘惑》だ💡と閃いた。
名残の桜がちらちら舞い、あるいは新緑が朝陽に輝き…といった風情、日本の春にも違和感がない。
何よりも気楽に聴ける事が嬉しい(笑)。楽曲的にもオーディオ的にも、眦を決して構えず、肩肘張らずに済む。
が、”春”と言って思い浮かぶほど耳にこびりついた曲ゆえ、大名曲なのは疑いない。
オーボエとアコースティックギターで奏でられる、イントロの清々しい、瑞々しいこと。オリビアも各プレーヤーも、楽曲に圧倒的な共感を寄せ、麗しき友情も感じられる。
ロックやブルース等々に欠かせぬ、”反抗”も”批判”も”実験”も”革新”も…皆無。でありつつ、ああ…音楽はいいなァと思わす。
バーミヤン久々のヒットな(❓)かた焼きそば
今日《バーミヤン》で喰った《海老と菜の花のかた焼きそば》も、肩肘張らずに愉しめる、気楽で美味しい料理だった。
”気楽で美味しい”料理には意外と出逢えぬ。バーミヤンもどれも美味な筈はなく、フライング気味(❓)に登場した冷やし中華は今いち。冷やし中華であれば、冷やし中華らしい見た目、フォーマットが守られるべき(💢)だが、かた焼きそばは旨かった。
長崎かた焼きそば風な、快い食感な麺。もはや(贔屓の)味噌ラーメンも重い気がする陽気にうってつけ。とろみのついた塩味なスープも、今の季節にドンピシャリ。
…で、菜の花。もう春な味覚の代名詞で、春色な海老もぷりぷりで嬉しい。バーミヤン久々のヒット作⚾と思った。
家に帰ったら、ジャスミン茶を煎れる。
《オリビアを聴きながら》…ならば、《ジャスミン茶》はワンセットだ💦
この曲も名曲に違いないが、哀切極まりないイントロの緊張感が、今いち持続せぬ感もある。ともあれ、中華料理の食後にジャスミン茶は欠かせぬ。
いま1度、《そよ風の誘惑》に耳傾ける。
いい曲…聴き飽きそうで、聴き飽きぬ曲。
いつまでも色褪せぬ、”眩しい煌めき”の曲だ。