おひとりさまの定年後

おひとりさまの定年後

退職の一年前から日常生活・日々思うことなどを綴りはじめました。2025年3月1日から有給消化に入り、4月に定年退職となりましたが、暇を持て余し、2026年4月からパートで週2回働いてます。今後もマイペースで「覚え書き」として綴っていきたいと思います。

先日、福田美術館で開催されている展覧会に行ってきました。
「幸せになりたい! ー祈りの絵画ー」

 

 

 

 

祈りをテーマとした企画展。出展作品数は59点。

まだ文字を持たなかった古の時代から、人は絵に切実な祈りを込めてきた。

絵を描き、絵を観ることで、自分自身や身近な人の幸福、国などの安寧を願ってきたのである。

作品に込められた多様な祈りのかたちに光を当てた展覧会。

 

この展覧会、見ごたえあって、私はすごく良いと思った。

なのに空いてた・・・前展覧会の若冲展ではけっこう混んでたんだけど。

とっても素晴らしい展覧会なのになんか勿体ない。

 

3章の構成。

第1章で展示されているのは、仏の姿や物語を描いた「仏画」

明治以降の仏画が主で、長い歴史を持つ仏画を西洋絵画の陰影や光の表現を取り入れ、

宗教画の新たな可能性を追求した作品が並んでいる。

「ひと目でわかる! 仏さまの見分け方」という解説パネルも設置されていて、

見やすく工夫されていて、説明もわかりやすかった。

装飾や表情によって如来・菩薩・明王を見分けられるんだって。

このパネルをしっかり見た後は、作品の見方も変わったと思う。

この仏さまは「〇〇さまだ~」なんて。

 

第2章は「めでたい兆し」である吉祥の画。

縁起の良い動植物が描かれた作品ばっかり。

七福神や鶴亀、松竹梅など、長寿や商売繁盛や交通安全、子宝など。

作品にはそれぞれの吉祥の意味も説明されていた。

森一鳳の「百蝠百鹿図」は、コウモリとシカがそれぞれ100匹(頭)っていう作品名。

数えてみたわ、ちょっと100には足りなかった・・・

「百」ってたくさんという意味らしい。

おめでたいものってかわいいね、

 

第3章は東山魁夷の世界。

大作はなくて、小・中作が10点。

本人による文章がそれぞれの作品に添えられていて、それがまたとっても良い。

絵の才能も素晴らしい上に文章も上手って・・・すごいわ。

東山魁夷画伯の作品って何時間でも観ていられる。

慌ただしい心が浄化されていく感じ。

ちょっとはマシな私になったかな。

 

 

会期は9月6日(日)

今までに2回行ったけど、あと何回か行きたい。