今月は並行して6~7冊を読んでいるせいか、なんとこれが初読了。

津原泰水さん、東雅夫さんとの対談でお名前を知ってから、一度読んでみたいと思ってた作家さんでした。
お正月にコーチャンフォー(北海道発のワンフロアがバカでかな本屋さん)でいくつかの作品を物色して、件(くだん)が出てくる「五色の舟」のあらすじに惹かれてこの作品を選びました。
話の本筋とは離れる感想なんですけど、私「妖怪の正体」について書いてるお話が好きなんです。
うまく言えないけど、
妖怪や神話の神様って比喩のひとつ、または何か別のものから連想されたものだと思っていて、それらが暗示している物語(歴史・出来事・人…)を読み解いて、新しい物語に再構築しているようなお話が好きです。
そういう意味で「五色の舟」がすごく面白かったです。
ビジュアルにしたらすごく映えそうな視覚的なお話だなあって思ったら、漫画になっているよう。
あとは「延長コード」が特に好きかも。
家出して死んでしまった娘の遺品を受け取るっていう、一行で説明できるお話を、こんな風に展開できるのはすごいと思いました。
全体通して、美しい短編集でした。
今度は長編も読んでみたいな♪
読書メーターでは思ったより評価が分かれててショック~(笑)
そこまで好き嫌い分かれる作品かなあ??(^_^;)
私はガッツリ好みでしたw