物語がないと生きていけない。

一人っ子の私のとなりには、気がつけばいつも物語がいた。

空想の世界でよく遊んだ。今も。

暇さえあれば、読み終わったばかりの本の続きを考えていた。

絵は本と同じように“読む”ことが出来ると知ったとき、さらに好きになった。

その上絵を見ながら自分でまったく新しい物語を作り出すということが許されると知ったとき、ますます絵が好きになった。

神話、民話、怪談なんかも好き。

そこにはいつも“誰か”の想像や考えていたことがひっそりと混ぜられている。


面白い物語に出会うと、どうしてこんなことを考えうるのかと、人の想像力のチカラに毎度ながら驚かされる。

物語は自分と違う存在に気づかせてくれる。

物語はどうやら“世界を知る”ということの手がかりになりうるらしい。

死ぬまでにしたいことはあるかと聞かれた。

それはもちろん、物語をひとつでいい、紡ぐことである。

昔見た夢や、日々の妄想をすべてそそぎこみたい。

私の想像力はどこまで広がれるのだろう。

その途方もなさに私の筆は置かれたままである。

私をひきつけてやまないこの物語というヤツの正体はなにか、いつか突き止めてみたいと思う。




今日の講義を受けての感想文。



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