今月は小説読んでないので、これ読んだのもだいぶ前だけど。

 
 
あやし (角川文庫)/角川書店
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宮部さんの書く時代物ってスキ。
これはちょっと不思議系の話です。

宮部さんの書く普通の人って本当残酷なほどフツーの人なんですよね。

どんでん返しの大成功なんてないし、それどころか夢見すぎると足下を掬われることすらある厳しい世界。

それでも、見ていてくれる人がいるから、明日も頑張れる…そんな話。


読書のいいところは「こんな生き方もあるんだ」と同じくらい「なんだ皆一緒なんだ」って思えることかなあ、なんて。


連休中、後輩ちゃん(色々腐れ縁なんです)から愚痴メールが届いてちょっと辟易。

なんていうか、彼女の世界はいつも不満と不安に満ちているように見えるんですよね。

もちろん楽しいこともいっぱいあるんだろうけど、悲しみとか怒りにすぐ支配されちゃうみたい。

他人が自分を認めてくれない、他人が自分の期待に応えてくれない、って思いにいつも苛まれているみたい。

そりゃあさぞかし辛いことだと思います。

甘いなぐさめの言葉がほしいときに、私に連絡してくるんですよね。

私も同じように仕事や未来に悩んでいることなんて、きっと考えたこともないんだろうな。

まあ、彼女に言ったことないから気づきようもないでしょうが。

嫌いではないけど(良いところも色々知ってるし)一緒にいると貪られている気分になるのよね( ̄△ ̄;)

でも、その場限りの甘い言葉なんて満たせるのはたぶん一瞬なんだと思う。

その餓えは他人では満たせないってこと、はやく気づいてくれたらいいな。

優しくして欲しいって思うばっかりで、人に優しくすること忘れてたって言ってたから、これから少しずつ与える人になっていってくれたら良いけど。

偉そうだな私(笑)



あ~後輩ちゃんに「十二国記シリーズ」をすすめたい(>_<)

今よりもっと弱かった私に、受け入れる強さもあること、他人の悪意に惑わされない強さ、幸せになるには幸せであろうとすること、を教えてくれた本です。

「陽子(シリーズの主人公)は私だ」と思った人は私以外にもいるはず。

十二国記の話になっちゃった(笑)