怪談祭りのきっかけ(*^^*)↓

ジャケ買いして一年積んでました(^_^;)

ふちなしのかがみ (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥620
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辻村さんは『凍りのくじら』くらいしか読んだことがなくて、かなりお久しぶりな感じでした。

トイレじゃなくて階段にでる花子さんとか、夜中に鏡を覗いたら未来が見えるとか…すこし不思議なお話を描いた短編集です。

帯にはホラーと書いてあったけど、怖くなかったので、ホラー苦手な方にもオススメ。


ですが、

やるせない、哀しい話が多いかな。


スクール・カーストって言葉がありますよね、最近。

見えない階級、というゴーストに苦しむ子どもたちの話が殆どでした。

そういう意味では怖いかな。


希望の見える話もあったのが救いです。


そんな中、「おとうさん、したいがあるよ」はかなり異色の話でした。

古い田舎の一軒家で、色んなところからわらわらと死体が見つかる話。

不条理だ。

でも、辻村さんこんな話も書けるんだ、と思いました。

ブラックユーモアとして笑っていいのか、素直に読んで主人公と周りの温度差に震えるべきか迷います。