こんな夢を見た。


その日は江戸時代から続く仮装行列の祭の日。

出店の裸電球で橙に眩しい夜道を歩いていたら、懐かしい旧友の顔を見つけた。


「久しぶりだね。良かったらこれから一緒に夜店まわりでも……あ、誰かと待ち合わせかな」

と道端のベンチに座る浴衣姿の彼女に声をかけたら、

「いいのよ、確かに待ち合わせしていたけど、もう来たから」

彼女は大きな瞳を細めて笑った。


そこで目が覚めた。


たぶんあの娘だとは思うが、これまで出会っては別れたたくさんの女友達の顔が重なって、夢の中の彼女の顔を上手く思い出すことが出来なかった。








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