小野祭りも佳境に入って参りました(^o^)/
最初に読んだのは、陽子と同じ十七歳の時でした。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)/新潮社

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月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)/新潮社

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山田章博さんのイラストと
「お迎えにまいりました」そう告げて、陽子を異界へ連れてきたケイキはいない。
という講談社WH文庫の巻末についていた作品紹介の冒頭の一文に惹かれて手に取ったことを覚えています。
好きなキャラクターはたくさんいます。
でもその中でも陽子は特別です。
上巻を初めて読んだ時、陽子のおどおどした様子や、臆病さ、良い子であろうとする八方美人な態度が嫌で、何度も読むのを止めました。
私も高校生の頃は真面目で地味で所謂“優等生”タイプだったので、自分の嫌なところを見せつけられてるようで、辛かったです。
陽子を見てそういう風に思った方、実は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
でも読んでいくうちに彼女がどんどん好きになる。
普通、異世界ファンタジーにはナビになるキャラクターがいると思うんですけど、彼女を連れてきたケイキとは本当にすぐ離れ離れになってしまうので、知らない世界に投げ出された陽子は本当に孤独だったと思います。
陽子が辿った道は辛く厳しいものだけど、自分がどれほどの人間かということに悩みながら強くなっていくさまは何度読んでも胸に響きます。
「裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、私の何が傷つくわけでもない」
という陽子の台詞が好き。
知らない世界に連れてこられ、疑心暗鬼だった彼女にそう思わせた楽俊は、陽子じゃないけど、本当にスゴいと思う。
アニメ版も良かったなあ。
陽子役の久川綾さんの演技が素敵でした。
陽子が何者かわかった場面と、最後のケイキと再開する場面は何度読んでも鳥肌が立ちます。
最後に、山田章博さんのイラスト付きで新装版を出してくれた新潮社さんありがとう(^o^)/
イラスト付きなんて恥ずかしい!と思う方もいらっしゃるのでしょうが、やっぱり山田さんのイラストがないと始まらないよ。
シリーズ開始20周年を迎えて、新たな一歩を踏み出した十二国記にこれからも期待しています☆
なんて綺麗にまとめてみたけれど、再読の感想が
ケイキお前は本当に言葉の足りない男だなwww
だったことは秘密です←
まあだからこそ物語が盛り上がるんですけどね?
楽俊や尚隆のように一歩先を行く男も好きですが、陽子と共に成長していくケイキが男性キャラクターで一番好きかなあ。