会社の人に「恩田陸好きならハマるかも」と勧められ、あらすじも読まずに買いました。
ネクロポリス 上 (朝日文庫)/朝日新聞出版

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ネクロポリス 下 (朝日文庫)/朝日新聞出版

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英国領内のある島では、年に一度“ヒガン”と呼ばれる時期に死者と会うことができるという。
民俗学を専攻している主人公のジュンは親戚たちと連れだってその島を訪れた。
今年は「血塗れジャック」という殺人鬼が跳梁跋扈し、注目はその被害者たちに集まる。
果たして死者は何を語るのだろうか…?
というような話、かな。
イギリスの文化の中に、日本文化が入り交じる感じが気に入りました。
上巻では謎が謎を呼び、どんどんテンションがあがっていって、下巻は一気に読みました。
最後らへん、ページ足りるの?って思いながら読んでいたら、広がりまくった世界が一気にアッサリと収束され…ううっちょっと物足りない(>_<。)
双子に対する説明と殺人鬼に対する説明が特に消化不良。
上巻→当たりの恩田さん
下巻→やっぱりいつもの恩田さん
って感じかなw
でも読みごたえはありました。
世界観も面白いし。
良くも悪くも恩田さんらしい作品だなーと思いました。
【追記】
最後にある“V.ファー”へのジュンの考察はもっと匂わす程度で良かったんじゃないかなあ。
でも“アナザー・ヒル”の変容と、人々の信仰が揺らいでいることに何か関係があるのではないかという推察は、民俗学者っぽいし、なるほどと思いました。