![jtea-a0509.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20120915/13/juna-2/a2/5d/j/o0480071712188603146.jpg?caw=800)
私ねぇ、静岡県民だけあって、けっこうお茶にはうるさいわ。
うるさい・・・っていうと語弊があるんだけれども、お茶マニアって言ったらいいかしらぁ♡
お茶を飲むこと=超日常茶飯事
(まさに漢字の意味するとおりっ!)
若い頃はさ、(っていってもまだ若いけど♡)
紅茶なんかにもたくさん走ったんだけれども、
結局戻ってきちゃうのよ。ここに。
静岡ではね、喫茶店は流行らないのよ。
この前、ママ友ともそんな話になったんだけどね、
できてもねぇ、すぐつぶれるらしいのよっ。
だって、みんな、コーヒー飲むために喫茶店いかないのよ。
全て「お茶」 家で「お茶」
朝起きて、「お茶」、食事の後はもちろん「お茶」、何か事がおわるたびに「お茶」
人が来てもとりあえず「お茶」、人に贈るのもとりあえず「お茶」
ほんとお茶ばっか飲んでるわねぇ、あたしたち。
そのママ友いわく、
静岡のスーパーではね、お茶のコーナーがほとんどを占めていて
コーヒーや紅茶、その他嗜好品のスペースはちょびっとらいしのよ。
あたし、ずっと静岡だから気が付かなかったんだけれども
他県から来る人はびっくりするらしいわ。
そういえば、この前東京からきた友達も、帰りに「お茶」を買っていったわ。
東京では買えないっていってね。
特に水出し煎茶を好んで買っていったのよ。
![tyaba0509.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20120915/13/juna-2/99/53/j/o0479067112188603156.jpg?caw=800)
「煎茶」
これは、私たちが日常に飲むお茶よ。すっごく範囲は広いの。
葉っぱ中心のお茶のこと。
よくいう「玉露」のお茶っていうのは、その最高級部類に入るわ。
店で売っているちょっとお高めの「新茶」っていうのも、この「煎茶」の中に入るのよ。
もちろんお手ごろな価格の「新茶」っていうのもあるし、
とにかく「煎茶」っていっても本当にピンきりでかなりの広い範囲が存在するわ。
※写真の手前の茶葉は「新茶」です。ランクは、まぁ、中の上くらいかな。
「煎茶」は、そのお茶のシーズンの一番最初めの芽、次の芽、
つまり一番茶、二番茶と呼ばれるものを摘んで蒸して作ったもの。
早摘みの葉で作ったってことよ。
「煎茶」はピンきりっていっても、かならずこの条件は満たしているわけだから
フレッシュっていえばフレッシュ。
「玉露」っていうのは、もちろん早摘みの葉だけれども、摘む2週間くらい前に
日光をさえぎる期間を設けてるのよ。一手間踏んでるってわけね。
「玉露」はなかなか高級で、私たちの口にも入りにくいけれど、
カテキンが少ないため苦味が少なく、本当に甘くておいしい!
っていっても上手に入れないと、この甘味はうまくでないんだけどね。
よくいう「深蒸し茶」っていうのはね、
この早摘みの茶葉を蒸す時間を長くとってるのよ。
そうすることで、色濃いお茶が出るようになるの。味はとってもまろやか。
ただし、蒸し時間が長い分だけ、香りは弱いわ。
それをカバーするために、玉露と混ぜたものもあったりするけどね。
早摘み以外の高級茶の条件として言われるのが、
一針二葉って言葉よ。茶葉の摘む箇所っていうのかしら。
一針一葉っていうのは、そりゃ高級。その枝についた、一番先端の若い茶葉ってことよ。
一針三葉くらいまでは、高級部類として扱われると思うわ。
たぶん品評会なんかでお目見えする茶葉だと思うけど。
早摘み以外のお茶、要は三番茶、四番茶・・・このくらいになると収穫時期も夏以降よね・・・
こういうお茶のことを「番茶」っていうのよ。
三番茶・四番茶意外でも、例えば「煎茶」の時点ではじかれた葉っぱなんかもここに入るわ。
※写真の奥に写っているのが「番茶」
見てわかると思うけど、茶葉が荒いでしょう?
こりゃぁ、茶のなかでは「低級品」になっちゃうのよ。
スーパーなんかで、大袋で安く売ってたら間違いなくこれね。
でも、日常的に飲む分には全然悪くないのよ^^
「番茶」はタンニンが多いので、ちょっと苦いの。渋いっていってもいいかしら・・・。
でも、その渋みが好きな人にとってはいいと思うわ。
外食産業なんかで、お茶にこだわらないろことは、こういう「番茶」を使っていると思います。
この「番茶」を焙煎すると「ほうじ茶」になったり、
「番茶」に抹茶や玄米を混ぜると「玄米茶」になったりするわ。
「番茶」はこうやって加工して使ったりもするのよ。
さて、「煎茶」は葉の部分なんだけれども、
静岡では「くき茶」っていうのもよく見かけるわ。
その名の通り、茎を使ってるのよね。製法は同じよ。
葉がない分、タンニンが少ないので、甘めのお茶が飲めるわよ。
あとは「粉茶」なんていうのもあるわね。
「煎茶」を作る過程で出た粉を集めたもの。
これは茶葉ごと体に効率的に取り込めるので、健康にもいいわね。
色も濃く出るし味も濃いわ。
![jtea-d0509.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20120915/13/juna-2/e1/68/j/o0480071712188603163.jpg?caw=800)
さて、一応静岡人としてはおいしいお茶の入れ方、さっと書いとくわね。
まず
【注意すること2点】
・熱湯は入れない
・急須は回さない
とりあえずこの二つを守ったらいいと思うわ。
正式な方法を一応書いておきます。
正式っていっても、家庭でできるごく楽な方法ね。
(一般的な煎茶の場合)
①湯のみにまず人数分のお湯をとります。
湯飲みを温める、兼、湯の温度を80度くらいまで下げるっていう意味があるわ。
②1分くらいたったら、茶葉の入った急須にいれ、そのまま葉がひらくまで
おいておきます。
あのねぇ、よく茶漉しが入ってる急須あるでしょう?あれはあまりすすめないわ。
茶葉が広がりにくいので。
で、よくドラマのシーンでもみんなやっちゃってるんだけどさ、
ここで、急須回しちゃだめなのよっ。
静かに置いて置けばいいのよ。放っておいて頂戴。
まわすとね、苦味が出ちゃうの。
③蓋を取って茶葉が開いていたらOK。それぞれ湯飲みに、濃さが均等になるように
少しずついれていけばいいわ。
※玉露の場合は、温度60度くらいよ。じゃないと甘くならないからっ。
※こちらの器は、朝丘雪路さんデザインのもので、かなり古いものです。
古いっていっても、20年はたってないと思うんだけど・・・。
知ってる?
お茶って湯飲みによっても味が変わるのよ。
これは好みにもよるんだけど、
私はこういう「薄い」湯のみを好んで使います。
これが一番お茶がおいしく感じるの^^
甘さがひきたつっていうのかなぁ~
![jtea-pi.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20120915/13/juna-2/49/a2/j/o0480071712188603174.jpg?caw=800)
私がお茶のお供に好んで食べるもの。
「柿ピー」
あはは~、これが一番うまいっ!!
いつもすっとこどっこいな話ばかりしてるので、
たまにはみさなんにも役に立つお話を・・と今日は思って書いてみました^^
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