今夜は友人のお誘いで、梯 剛之さんのピアノリサイタルに行ってきました。
オールシューベルトの曲で、アンコールにショパンとリストを弾いてくれました。
シューベルトとリストはあまり聴かないので、新鮮な思いで拝聴しました。

音楽家や他のジャンルでも芸術家と言われる方達に、間近に触れる事が出来るとき、
どんな背景があって、この道を選んで進むのか、どういった苦労を経てきたのか・・等、
プロフィールを読んで、私はその人の人となりを考えてしまいます。

世の中には自分の知らない事が沢山あるし、
想像を遥かに超える経験を積んでプロとしてステージに立つ。
技術・才能・そして強い精神力の賜物。

それらを耳にし、目にする事ができるのはとても貴重な巡りあわせだと感じます。

私は、こういったリサイタルを含め、コンサート等を見に聴きに行った時、
そのものに没頭できずに、その日あった事や、
日頃から気になっている事等がどんどんどんどん思い出だされて
コンサート所ではない瞬間があります。
初めの頃は、そういう状態を慌てて打ち消してコンサートに集中しようと、
雑念を振り払いながら参加していましたが、ここ何年かで、考え方が変わり、
頭に浮かぶ事の一切をそれが出尽くすまで、放って置くことにしました。

するととっても楽になって、自分が一番気なっている事柄が何かはっきりわかって、
冷静に受け止める事ができるようになったのです。
雑念を振り払いながらコンサートに参加していた時よりも、
気が済むまで考えながら参加した時の方がうんと楽しめたのです。

きっと、コンサートという非日常に中に身を置いて、
頭の中を整理してから参加しよう・・と勝手に本能が働くのかもしれません。

不思議な事ではあるんですが、そういう自分の習性が解かって面白く思います。

本日も例に漏れず、いろんな事が頭の中を駆け巡っていました(^_^;)。