『タイプライターの落下』

それは
駝鳥の玉子を粉々にした
そして
百貨店のウインドーを
世界地図のごとく曇らせた
それらの
ことごとくは
アンテナの無いラジオのように
僕の帽子の形を歪める
やがて
黒の少年たちが
だるくドラムをたたく
そして
それは
恋人たちのための
大きなプディングを
ゆるくふるわせるだろう