潤は、智の手を握りしめていた。
智は、混濁した意識の中で、
潤が胸を刺されて、紫音と同じように
血の海にみるみるなる様をただ、見て
いなくちゃいけないおいら!
うなされて、「じゅん…死んだら…
おいらは……生きて……いけない……
死なないで!」と叫んで、目を覚まし
た。
ハァ、ハァと真っ青な智に
潤は、「さとし…俺は…大丈夫だよ
心配しないで。」と言っても
錯乱状態になっていた智には、
届かない声!
潤は、智を強く抱きしめて、激しい
kissを繰り返しているうちに、
「じゅん…胸を刺されて…」と智。
「智、俺は、どこも刺されてないから
落ちつこう。二度とそんな哀しいこと
はおこらないから…安心して。俺は
智より長く生きるから大丈夫だよ。」
と言うと、智は、俺の顔をじっとみつ
めていた。
「じゅん…じゅん…どこにも行かない
で、おいらの側にいて…永遠に…」
にと言ったとたんに、超恥ずかしく
なり、潤の胸の中に顔を埋めた。
