本の世界ってのは色々起きるから、私は好きだ。
味気ない現実と違う世界が、そこにはある。
事実は小説より奇なり。こんな言葉があるが、はっきり言って、稀に起きる奇妙な事件のみである。
その奇妙な事件も、真相が解き明かされないから奇妙に感じるだけであり、誰かの意図によって起こされた事件であることは間違いない。謎は解明されてしまえばしれている。
それに加え、現実の事件とは基本的に身の回りでは起こりにくい。
気づかないまま終わるか、我関せずに至るか。
現実の出来事なのに、味気ないつきる。
小説然り、ライトノベル然り。
あたかも自分の身の回りで起こっているような錯覚に陥るのは、私だけではないはずだ。
自分の中に新たな思い出ができた気になる。
それが好きだからこそ私は本も読むし、映画も見る。
単純に見るのではなく、自分のものにするために。
この小説は高校生の少年少女の身の回りに起きた少し不幸で奇妙な物語。
自分の体験とし、奇妙な事件を味わった気分になるのもあなた次第。
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