急に甘いものは好きか聞かれても、だからなに?と思われるかも知れませんね。
今回紹介するのが甘いものに関するものだからです。
だがしかし、食べることはできません。
想像力豊かな方なら味も楽しめるのかもしれません。
本題に移ります。
「春期限定いちごタルト事件」
なに言っているんだと思われるタイトルなのですが、これはれっきとした小説です。
米澤穂信を今まで紹介してきましたが、こちらも米澤穂信さんの作品です。
一通り米澤穂信の作品を紹介してから、次に違う小説家を紹介して行きたいと考えていますので、しばらく米澤穂信さんの作品紹介にお付き合い下さい。
閑話休題。
こちらの作品なのですが、小市民であろうとする少年小鳩常悟朗と少女小佐内ゆきの高校生活を描いた作品である。
高校生活と言えば、皆活気だって思い出を残したり、恋愛や学業に勤しむものである。
バンドを組んで文化祭で有名になってやろうと思う人が少なからずいる。
高校生で普通であろうとすることの方が変わり者なのかもしれない。
そんな中小鳩と小佐内は小市民であろうとしている。
なぜそうなろうとするのか。
それは物語を読んでいただきたい。
と言ってもこんな説明だけで読む気も起こらないだろう。
少しネタバレになるかもしれないが、二人には痛い過去がある。
それを二人で隠し、小市民であろうと誓いあった。
その痛い過去は物語で露見していく。
その過去については読んでいただきたい。
変わった名前の小説だが、これは立派な推理小説なのである。事件とタイトルについているから推理小説ものと想像はつくかもしれない。
だが春期限定いちごタルト事件なのだ。
どんな事件かタイトルを見る限り全く想像もつかないだろう。
小市民であろうとする二人に忍び寄る春期限定いちごタルト事件。
どんな事件か気になりませんか。
スイーツですよ。タイトルが。
名前に肩透かしをもらわぬ作品です。
小鳩くんと小佐内さんの二人の高校生活をどうぞお楽しみ下さい。
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