歌は素晴らしい。私は歌で救われた時もあった。
運命の彼?(今は運命だろうが絆が切れたかどうでもいい)には、どんなにか苦しめられ、何度自殺しようと思ったかわからない。
容姿端麗、頭脳明晰モテモテ大スターの彼。
女の噂は絶えない。女性との密接なツーショット。ドラマや映画での女性との濃厚なラブーンなど。私はショックで仕方なかった。
どうしても、演技だからと割り切れなかった。
それだけ彼に執着していたという事だ。
たまに占い師に相談すると、やはり「執着を手放して」と何度も言われた。
けれど、好きで好きで仕方なかったのだから、どうにもならない。
そんなある日。数年前、ツイッターで大好きな猫の関係の人をフォローしていたところ、とある本と出逢った。
「わさびちゃん」である。
早速購入して、一気に読んで、涙が止まらなかった。
そして、この「わさびちゃん」の本をきっかけで、ツイッターで動物愛護関係をフォローし始めたところ、猫虐待、中国の犬肉祭り等を知った。
猫虐待の記事も動画も恐る恐る見たが、それは残虐で酷かった。
だが私は、この現実から目を背けてはならないと決心した。いつかは無くしてやろうと。
そして又、運命の彼?の事で苦悩しながら過ごしていたところ、新たな出逢いがあった。
その「わさびちゃん」関係の人だった。
その人は、北海道出身、わさびちゃんちの父さんであり、ミュージシャンでもあった。
ツイッターで、その人出演の、歌のフェスティバルを中継していたのを見た。
とても優しい歌声で、歌唱力抜群であった。
ルックスもなかなかで、私はすぐに、その人のファンになった。
運命の彼?以外に好きな人ができた。
snarecoverの斎藤洸さん。彼の歌に救われたのであった。
これも一つの運命の出逢いだと思った。
運命の彼?以外に好きになった人。
snarecoverの斎藤洸さん。彼の以前の姿をネットで見た。
なんだか懐かしい感覚がした。
彼は素晴らしい。
本業は歌手でありながら、家ではご家族で、保護猫活動をしていて、それはそれは沢山の猫たちを助けてきた。
彼のインスタで見た限り、家の中も猫たちでいっぱいだ。
このような活動をしながら、あまり目立つ事なく歌手活動をしている彼。
彼のご家族には尊敬という言葉しかない。
彼は、ドイツフェスティバルで最優秀歌唱賞を取った。流石だった。
その年の11月、小雨の降る中、東京青山公園まで会いに行った。
彼は初めて東京に来られたのか、会場で一言「あったけえ~」と言ったのを覚えている。
それが私が聞いた彼の最初の言葉、声であった。
最後にCDを購入し、サインをもらい、握手もして言葉も交わした。
とても嬉しかった。素敵な時間を過ごせた。
2019年には、彼のアルバム「Birth」が発売し、ネットで購入して、それをツイッターで写真付きでツイートした人には、彼のサイン付きイラストがもらえるイベントがあり、とても素敵な絵を頂いた。
5月には又、東京吉祥寺まで彼に会いに歌を聴きに行き、CDを購入し、又言葉を交わしてサインを頂いた。素敵な時間だった。
運命の彼?のライブとは打って変わって、全く派手ではないが、彼のギターと歌だけで勝負の、魅力たっぷりのライブだった。
その後も彼のライブには何度も足を運んでは、ライブ後、彼はファンのところに来てくれて、1人1人と言葉を交わし、快く握手してくれる。とても優しい人だ。
彼のアルバム「Birth」の中は7曲だが、とても良い歌ばかり。
中でも「愛してる」は凄く意味のある歌。
当時の私の、今でも心境に合っている。
なんて心に染みる、愛の歌なんだろう。
ただの上っ面の愛ではない。これこそ本物。
本当に心がこもっている。素晴らしい曲。
数年前、私はsnarecoverさんに出逢ってから、どんなにか励まされ、癒され、救われてきた事だろう。
snarecoverさんの歌詞、曲は、なんとも言えない叙情的で、正に人間味のある、これこそ本来の人の歌だ。涙が出る。
人間の根源、苦悩を儚くも強く美しく描いている。
魂に響く歌だ。
大好きな人との事で悩んだ時、人間関係で悩んだ時等、是非とも聴いてほしいアルバムだ。
とても優しい気持ちになれるから。ほんっとに素晴らしいから。
そして、新アルバム「NoRoShi」を聴いてほしい。
中でも「大人」という曲は、実に人間的で共感するから。
彼は昨年メジャーデビューした。私は彼を有名にしたい。彼の良さを沢山の人に広めたい。
人は歌で救われる。
「わさびちゃんち」の父さんこと、斎藤洸さん。
彼は常に沢山の命と向き合ってきた。
だからこそ、命の尊さを本当にわかっているに違いない。
わさびちゃんちご家族は皆、人間性ができている。優しさに溢れている。
「わさびちゃんち」のご家族、父さんこと、斎藤洸さんに、大きな幸福があらんことを。