「時生」
東野圭吾
東野圭吾は昔よく読んでいて、久しぶりに読みました。どんな本もまあまあ面白くて、すごく面白いのもあるけど、いろんな題材で小説を書くから、わたしは話の内容よりも、その取材力に感心し切ってしまって、どれだけの力を注いで時間を割いて1冊の本を書いているんだろうって、これを2000円弱で売っていいのかって思っちゃう。
今回の「時生」は、自分の息子が実は自分の過去に現れていて、あれこれ助言をして目の前の困難を乗り越えていくっていう、超簡単に言えばそんな話なんだけど、どうしてこんな話を書いたのかな〜。心に残ったことも特になくて、どんな風に終わるのかなって読み進めた。それほどでもなかったかなっていう感じです。