八月の六日間
北村 薫




北村薫さんの本を読んだのは初めてでした。

山に登る話でした。


そもそも私の登山を始めたきっかけが湊かなえさんの「山女日記」を読んだことだったので、同じ山登りの話でこっちはどんな内容かなって楽しみに読みました。


山女日記を読んだ時はまだ登山をしていなかったのに対して、今は低山ばかりだけど、少し齧っているので、自然と自分と比べながら読んでいました。



こんな荷物が25ℓのリュックに入るの⁉︎私パッキング下手だな〜。日帰り低山しか行かないのにいつもギュウギュウ。


泊まりの登山の荷物を読んで、こんなに持っていくのに、よく入るな〜とか、2着を5日間で着回すのか、すごいなとか、荷物に興味津々で感心してばかり



おやつとして持っていくものが参考になりすぎて、今のところ山に行く予定ないのに同じものをたくさん買っちゃった😆



同じだなと思ったのは、私も必ず本を持っていくこと。文庫がない時はハードカバー持っていく。重いじゃん😂



私も山での景色に感動してるけど、この本を読んで、標高の高い山、アルプスで見る山の景色はきっと今私が見てるものより相当なものなんだろうなって思った。


自分もいつか見てみたい、登ってみたいという気持ちがあるけど、荷物や体力、登山までのトレーニングや、計画、準備、そういったものが無理だな〜



それから

山がメインではない自分の日常

何のために頂を目指すのか

人との出会い

そこから得られる感情

人それぞれ

それが面白かった



ツライツライ言いながらの山歩き

わかる

じゃ、なぜ登るんだろうね

その理由も人それぞれ



私がもっと山の経験を積んで

またこの本を読むと

きっと今回とは違った感情をもったり共感したりするんだろうな



面白かったです