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来週から新しいバイトが来るらしい。
聞いた話だと大学生くらいとのこと。
マネージャーの話だとちょっと不安のある感じらしい。
なんでですか?と聞くと
「いや、雰囲気がね・・・」と
どんな雰囲気なんですか?
「うーん。一言でいうと」
ゴクリ
「親にも怒られたことの無い感じ」
・・・えっ!?
どんな感じ?
全くわからない。
某ガ◯ダムの有名な「親にも殴られたこと無いのに!!」みたいな(笑)
とりあえず、バイトに行くのが楽しみ。
期待感MAXです。
僕はスーパーでバイトをしている。
その日、その時間はペットボトル飲料を品だししていた。
すると、お客さんが声をかけてきた。
客「にいちゃん、にいちゃん、ちょっと」
客は50代と思われるおばさんだ。
この瞬間に、僕の危険物探知レーダーは警戒信号を出した。
人をにいちゃんと呼び、
指でこっちに来いと合図する人は面倒な可能性が高いと相場は決まっている。
そして、何よりその風貌。
埼玉なのに、大阪を意識させる色使い。
派手。そして、ダサい。
「はい。なんでしょうか?」
最大限の笑顔対応。
客「このお茶の箱ないんか?」
2リットルのお茶を指差しながらぼくに聞いてきた。
そのおばさんが指差した"お茶"は「食事の油にこの一本」。
ビミョー。
大量に売れることはそんなに無いが、売れる時は売れるこのお茶。
そして、その日、在庫はなかった。
「すいません。そちらは売り場にでてるだけですね」
客「あ、そうなの」
あれ?案外すんなり?
僕の危険物探知レーダーも衰えた?
しかし、甘い想いはすぐにやぶれた。
客「ここは、いつ来てもないのね。」
でた、クレーム。
客「なんでないんだ?」
えっ!!僕に聞いてる?見るからにバイトの僕に?
「なんでなんでしょうかね?」
僕も知りませんのスタンスで質問返し。
客「これ、油の吸収が抑えられんだよ!!」
で?
と言いそうなところを抑え込み
「そうみたいですね。」と。
客「何?飲んでないの?」
なぜに飲んでる前提?
「飲んだこと無いですね。」
客「なんで飲まないの?」
!!
飲まない理由まで聞きますか?
なぜにあなたが飲んでいるお茶が世間の一般みたいになってんの?
逆になんで飲んでんの?って聞きたいわ。
「はぁ。」
と歯切れの悪い返答で精一杯の僕を他所に
おばさんは「食事の油にこの一本」6本をカートに乗せ
何事もなかったかのように去って行った。
嵐の後という表現に限りなく近い状況だった。
つまり、僕のグチでした。