今年も潤くん誕生日企画に参加させて頂きます。
初めてのパラレル
こんな事ないないって思う事も沢山あると思います。
あくまでも妄想の世界
なんでもあり!な方だけお進み下さい。 







幼い頃、戦地に赴く父親の大きな背中と笑顔で見送りながら影では涙を流していた母親を見てきた、ここ紅の国の次期国王の翔


「戦いで国民の幸せが守れるなんて間違っている
現にここに悲しんでいる母親がいる

僕が父の側に仕えるようになった時には、戦う事ではない方法できっとこの国を幸せにしてやる」

そう心に誓って翔は勉学に励んだ




そんな翔が側近についたここ数年で
この国はガラリと変わった


争う事ではなく交渉という術を身に付けたこの国

少しずつではあるが近隣諸国との国交も再開し、本当の意味での豊かさを取り戻していた




そんなある日
現国王から呼び出された翔は正装に身を包み、大きな机の前で言葉を失っていた



「けっ、結婚ですか?」

「あぁ、お前もそろそろ身を固めてもいい年齢だ。」

「で、ですが、私にはそんな相手などいません」

「そんな事は知っておる。だが次期国王となるその身。伴侶がいない訳にもいかぬだろう」


なんとなく翔自身も周りからの期待は感じていたが、幼い頃から勉学と武術の稽古に明け暮れていたせいか、異性に興味を示すことなど皆無だった翔は気付かないふりをしていた


「まだ、この国は発展途上です。そんな事よりもしなくてはいけない事が沢山あります」


「すぐに結婚しろと言っているわけではない。政と同じで準備が必要だ。まずはここに行ってみろ」


国王の見せた手紙にはこの国の古代文字が記されていた


「これは?」

「代々、この国に仕える占い師の助言だ」

「占い師?」

「あぁ、私が王妃と出会えたのはこの占い師の助言のおかげだ。お前もその記された古代文字を解読してそこに訪ねてみるといい」


半信半疑の翔だったが、父親といえど国王の命に従わないわけにはいかず、その手紙を受け取ったのだった








潤くんハピバなのに潤くんが出て来ない😅


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こちら翔潤、じいまごなどとにかく末っ子愛されな妄想ブログとなっております。
拙い文章ですが、一緒に潤くんの誕生日を盛り上げていきましょう💜