2人でのんびり入れるサイズの広めのバスタブに向かい合って入る


冷えてしまった足をマッサージしてやる


「しょおくん、大丈夫だよ?」

「いいや、潤の大丈夫はあてにならない」

「もぉ………でもありがとう」

「どういたしまして」


今日の感謝の気持ちも込めて、念入りにマッサージをする

太腿、膝裏、ふくらはぎ、上から順に優しく程よい強さで

足の甲、裏、指1本ずつ

丁寧に丁寧に


「ふふっ、しょおくん、そこ~擽ったいっ」

足の指の間に辿り着くと身体を捻りながら擽ったがる

ぱちゃぱちゃとお風呂のお湯も跳ねる


ガッ  チリと足首をホ  ールドして、足の甲に舌を這  わせる


「ち、ちょ……あっ……」

チュッっとわざと音  をたてながら、ホー  ルドした足にキ  スを落としていく


「しょおくんっ!」

抵  抗の言葉なんて最初だけ

丁寧に舐  め上  げ続けていけば


「あんっ……はっ……」


色  香を含んだ声がバスルームに響  き初める