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潤の用意してくれた物を手に取り、湯船から潤を抱き上げる
バスタオルでサッと身体を拭いてやり、肩からかける
俺もバスタオルで身体を拭くと腰に巻き、潤の手を取って俺の寝室へ


ベットに座らせその隣に俺も座る

肩を寄せ、潤の頭を優しく撫でる

「潤、実は俺も勉強してた……」

「しょおくんもっ?」

「あぁ、俺もいつかは潤と最後までって思ってたし、俺も男は初めてだし、潤に痛い思いさせたくないしな」

「ふふっ、おんなじだね」

「だな………潤?」

潤の顎を上げキスを落とす

初めは啄むように軽く
舌で唇を舐めればそっと開く口
歯列を舐め更に奥まで

「んっ………」

漏れる声に簡単に煽られる

舌が絡みあい部屋に水音が響けば、それさえお互いの興奮材料になる

「あっ……あふっ………んっ……」

首筋を舐め鎖骨にまで辿り着く

小さな尖りを指で触れればピクっと反応する身体
クルクルと転がし、もう片方に舌を這わす

「あんっ……あっ……」

潤の腰が揺れ始めもっと触れ欲しいと言わんばかりに背中を反らす

「潤?気持ちいい?」

わざと見える様に舌を出し、尖りを舐めながら聞く

「し、しょおくん…………き、気持っ………ちい…」

更にキツく吸い上げ、甘噛みをすればどんどんと潤が乱れていく

「んぁっ、あっ……し、しょぉ……」

潤の手が俺の手を自分のモノに導いていく

「ふっ……こっちも?」

さらりとそこを撫で上げる

「あんっ……」

潤の手も俺のモノに導き握らせる

「俺のも……なっ?」

コクコクと頷き上下させる手

お互いのモノを高めあいながら、潤の後ろに手を回す

固く閉じたそこに優しくボトルから出した液体を垂らし、指で馴染ませる

途端に動かしていた手を止め身体にチカラが入る潤

「大丈夫、ゆっくり……ゆっくりなっ」

浅くなる呼吸をキスで促し、意識をキスに向けさせる。
絡ませ、吸い上げ、飲み込めない唾液が漏れる

解す様に後ろの蕾に液体を馴染ませながら、指を入れていく

「いっ………んっ……」

「ちょっと……我慢できる?」

ギュッと目を瞑りながら頷く

キスを深くしながら胸の尖りを転がし意識をこちらに向けさせる

「あっ……んっ……」

ふっと力が抜ける瞬間を見逃さず指を更に侵入させる

「あぁっ………」

「潤、指入ったよ………」