羽生結弦選手のファンの方はもちろん、彼のファンではなくても、事実を無視して人間性に傷をつけるような記事を見過ごすわけにはいかない、と思われる方に、ぜひ読んで頂きたく、記事に上げることにしました。
私は熱烈な結弦くんのファンではありますが、何でもかんでも彼を絶賛してほしくて、記事を上げるわけではありません。
結弦さんのファンではあっても、是は是、非は非、というスタンスを持ながら彼を見ているつもりでいます。
その上で、青嶋氏のこのたびの記事を読み、でたらめの話でむやみに彼が傷つくのを(こうしてじわりじわりと傷つけられていくのを)想像するのが辛く、私自身の忍耐力のなさからブログにおいても発信せずにいられなくなりました。
もしこれが結弦くん以外の選手であっても、同様のことがあるなら、力になるつもりでいます。・・というか、メディアが健全であるように、できることはしていきたいと思っています。
かなり、長い記事になりますが、講談社「現代ビジネス」が掲載サイトと認識しまして、その編集長さまあて、メールさせて頂いた(結局長すぎるのでPDF化して添付送信となりました)内容を、以下に紹介させていただきます。
私も、羽生選手の情報を正確に把握してなくて、事実と合わないところがあるかもしれません。その場合には訂正をし、掲載サイトのほうへ伝えていきますので、間違いを教えて頂けたらと思います。(・・?・・アメブロの方しかコンタクトできないのだったかな?)
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講談社「現代ビジネス」編集長 様
ことのはと申します。ブログを書いている者です。
いきなりぶしつけのメールで申しわけありません。
御社のウェブサイトで見かけた記事について、心傷める記事を読み、今後の見直しをお願いしたく、メールさせて頂きます。
問題の記事は、青嶋ひろの氏の、
「羽生結弦を「ケガ欠場」まで追い詰めたメディアの罪」です。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53544
私は羽生選手のファンですので、羽生選手が4回転ルッツに挑戦することについてのコーチとのやり取りや、周りとの交わりの様子などを、現地に足を運んだ人の記事から知っています。
また羽生選手をジュニア時代から身近で取材してきた、例えば野口美恵さんのよう方の記事、羽生選手の多くのファンのブログ、夫々のブロガーが入手し伝える海外のファンや海外の解説者などの情報、ツイッターやインスタグラムで伝える羽生選手の様子などを通して、羽生結弦選手の姿を見て来ています。
そのような情報を基に青嶋氏の記事を読んでいると、事実誤認も甚だしく、どうしてそんなウソのようなことを平気で書けるのだろう、と考えさせられます。
いくつか挙げます。
①>4回転ルッツの練習をセーブするように、メインコーチのブライアン・オーサーは再三忠告したようだが、彼は聞き入れなかった。
とありますが、羽生選手はセーブしながらちゃんとやっていました。4回転ループでの右ひざの故障があったことから、右ひざに負担がかからないルッツを十分可能性のある挑戦として取り組みました。この頃、ブライアン・オーサーコーチは、初めは難色を示しましたが、羽生選手の話を聞いて理解を示し、4回転ルッツに取り組むメリットを語っています。羽生選手を見守り、戦略を考えている途中にあっただけです。現地の様子を知る限り、羽生選手に対し腫物に触るような感じは受けません。
②>スケーティングや音楽表現、今できるジャンプの質を上げることなどに、もっと力を注ぐべきだった。
羽生選手は、スケーティングスキル、音楽表現について、今、おそらく誰にもまねできないレベルであると、絶賛されるまでになりました。フィギュアスケートの本場ロシアの国では彼をスケート教室のお手本の教材として取り上げているほどです。青嶋氏はどこを見てそんなことを言っているのでしょうか。
フィギュアスケートは、決してジャンプを決めればいいだけのスポーツじゃない。トータルパッケージ。ジャンプの質、ジャンプ以外の全部の質、それが自分の強みだと、何回も言っています。
それなのに、羽生選手よりもずっとあとに宇野昌磨選手が「フィギュアはジャンプだけのスポーツじゃない」というと、こんなことを言う選手がいるなんて驚いたと、宇野選手を祀り上げて書いていました。
ちなみに、今年3月末~にヘルシンキで行なわれた世界選手権での羽生選手のフリープログラムのステップの内容をロシアのファンが分析したスロー動画があります。こちらです。
http://pianetahanyu.altervista.org/5118-2/
青嶋氏に、ぜひここを紹介していただきたく思います。羽生選手がいかにジャンプの質が高く、ジャンプ以外でも凄いことをやっているのか、よく伝えている動画です。
この元のサイトは、「惑星ハニュウ―にようこそ」です。
http://pianetahanyu.altervista.org/
ここを読むと、日本では、その素晴らしさを伝えることができる解説者が乏しく、羽生選手の良さが理解されていないことがわかります。織田信成さんくらいかと思います、彼の演技のつなぎの凄さによく言及してくださっているのは。
③>ルッツとフリップは、他の3種類とはけた違いの迫力で、人々を圧倒する。彼(羽生選手)がどうしてもそれを手に入れたかった気持ちも、よくわかるのだ。
「他の3種類」のうちの4回転ループは、フリップと0.3点しか違いません。けた違いの迫力とどうして言えるのでしょうか。
④また、この度のNHK杯でのケガは彼の体調不良時の不注意から来るもので、メディアに煽られて無謀な挑戦に行ったわけではないのに、青嶋氏は羽生選手のケガと結び付けるタイトルとし、そのメディアの当日の動きと空席が目立った問題に結び付け、その流れから、その羽生選手を多くのファンが応援する光景に、「空虚」という否定的なことばをつけています。
続けて、そこから今度はその「空虚」さを、羽生選手本人に向けることばにつなげている。つまり、
>絶対安静10日間と発表され、そこから万全の調子で氷に立つ日まで、チャンピオンにはしばらく、自分を見つめなおす時間ができた。気になるのは、彼がソチ五輪後、ほぼノンストップで駆け抜けてしまった、その理由だ。
あの、14年中国杯での衝突事故後も休まず試合に出続けた時、「結弦は一度立ち止まると、たぶん2度と走り出せない。それが怖くて、休むことができないのだ」と、近しい人が言った。何があろうと、どんなケガでも競技を続けてきた彼にとって、今回の負傷欠場と加療・休養は、人が思う以上に精神的なダメージが大きいのではないか。
という箇所ですが、羽生選手は「ノンストップで駆け抜けて」きてなんかいません。
2014年中国杯での事故のあとのNHK杯には出場できないと弱音を吐いています。少しずつでも氷に乗っていたらリハビリになるのではとお母さまに励まされて出場したと聞いています。そしてその後の全日本大会直後の年末の手術、その後の捻挫で、世界選手権の少し前まで練習できませんでした。
翌シーズン、グランプリファイナルで世界最高得点をさらに更新したときには、既に足を悪くしており、それでも年明けの震災復興支援のためのアイスショーに出てさらに悪化。その後、歩くことも難しく、なんとか練習できる状態にして、3月下旬のボストンでの世界選手権の1か月前にトロントに戻りました。それまで練習はできていません。
リスフラン靭帯損傷は、世界選手権後に発表されましたが、その前にすでに悲鳴を上げていました。そして、発表後に何か月も氷から離れることになりました。フリーで最高得点を更新した2017-18シーズンは、そこからの出遅れのスタートでした。
このように、何度も滑ることを長いことストップしてきています。
こうして書いていて、羽生選手はどれだけ大きなことを乗り越えてきたかという、彼の凄さを改めて思い知らされるところです。少しでも彼を応援する気持ちがおありなら、これまでの羽生選手の乗り越えてきたことへの敬意と、自分を信じて乗り越えてほしいと力づけることばが出てくるのが普通だと思うのですが、そういうことばが見つかりません。
今回の負傷・欠場について、青嶋氏はポジティブにエールを送るのではなく、彼を選手としても人間としてもネガティブなものに印象付けようとしているのかな、と思わずにはいられません。
なぜなら、彼を応援する「空虚」な「光景」を表わすことばの次に、彼自身のことを次の⑤としてつなげており、彼に、これまでの精神性のありようを大きく見直せ、そうしてファンは彼の真の姿を見直せ、とつなげて、この記事を結びへと、もっていっているからです。
⑤>しかし心の大きなダメージは、これまでのありようをしっかりと振り返り、大きく変わるための、いい機会になるかもしれない。
>これまでの羽生結弦とは、精神性において違う羽生結弦を。彼を取り囲む異常なブームに決して飲み込まれることのない、強く、賢く、新しい羽生結弦を、ピョンチャン五輪では見てみたい。
>そしてメディアが、ファンが、周囲の人々ができることは、どんな羽生結弦が現れても、今度はちゃんと彼の真の姿を見つめることだ。
この度のけがを経て、羽生選手がこれまでの自分を反省し、大きく精神的に変わるように言っていますが、羽生選手は既に精神的な強さを持ち合わせており、それはプルシェンコのような方でさえ、羽生選手の生き方に自分が教えられていると言っているほどで、ファンは皆、彼の生き方、彼の人間性に、感動し、いかに生きるべきかを教えられ、その感動を大勢と分かち合えることで元気をもらっているのです。つまり、ただのアスリートを見るのとは違うのです。
あらゆることへの感謝をもとに、その感謝を返そうとする。自分を育ててくれた人たち、被災地の人たち、応援の力をくれる人たち、皆の幸せを願い、そのために、結果を出そうとして頑張る。多くの人のことが、羽生選手の大きなモチベーションなのです。そして大勢と繋がり合おうとする、皆に返そうとする、羽生選手の心に、皆、感動し、心が震えているのです。だから皆、応援しているのです。
こんな選手は見たことがないと。そして、それが海外のフィギュアファンにまで浸透して行っているので、世界的な規模で羽生選手のファンが増えているのです。
この、世界中の人を感動させていくほどの選手の、どこを大きく変えろと言うのでしょうか。
「今度はちゃんと彼の真の姿を見つめることだ」というこのことば。これは、青嶋氏ご本人にこそ必要なことばではないでしょうか。
羽生選手を絶賛する方々のブログや海外の解説サイト、彼のことばの書きおろしなどを、よく見て、勉強してほしいところです。
>安っぽい悲劇のヒーローのストーリーで彼をまつりあげることなく。
とありますが、これもどの辺の方をさしてまつりあげていると言うのでしょうか。先述のように、事実を無視して宇野選手をまつりあげていながら。
まつりあげがどうのこうの仰るのでしたら、人の足を引っ張らないようにお願いしたいと思いました。
足を引っ張るほうが、罪が大きいです。
この方の記事には、羽生選手に対する誠意が感じられません。
青嶋氏は、この記事の内容とまったく同じことを、羽生選手ご本人の目の前で言えるのでしょうか。
もっと真摯に、羽生選手の美しい人間像やファンとの絆の美しさについて、事実を知って、それを全国に伝えていくという姿勢を、この方には身につけてもらうよう、お願いしたいですし、それができないような方なのでしたら、この方の記事を採用することは本当に止めて頂きたく、お願い申し上げます。
下手すれば、国宝級の選手を1人潰しかねないことになりますので。
まさに、現代のメディアの問題を、ご本人の姿で体現している記事だと思います。
このことを、ブログに書きたいと思います。大したブログではないですので、多くの方にどれだけ届くかわかりませんが、羽生選手そしてファンの方々を支えたいと思いますので。
御社では真実を伝えるのがモットーとしていらっしゃるかと思いますので、ぜひその線から逸することなく、今後も正しい情報をご提供くださることを期待しております。
いきなりの苦情、長文にて失礼致しました。
平成29年11月25日
ことのは
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あとから自分の書いたこの文章を読むと、あ・・ちょっと文脈が・・語句の並びが・・
というところがいくつかあるのですが![]()
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でも、伝えたいところの大筋が伝わっていればいいかなと、
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そのままにしておきます。
青嶋氏を憎むとか、許さないとか、そういうことは言いたくないです。
この方の内心を信じたい・・
そういう希望は捨てずに、今後に期待していきたいと、思っています。
最後までお読みくださったなら、ありがとうございます(長くてごめんなさい)。![]()
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