結弦くん、全日本優勝、おめでとう
そして、北京オリンピックは「4Aで勝つ」宣言
待ってました・・
もう、感動しっぱなしで、しばらくずっと、涙腺がゆるんだままでした。
公式練習が過ぎ、6分間練習でも4Aがうまくいかず、出番が近づくとき。
TVの前でしんぞーばくばく、祈りながら、
『ロンド・カプリチオーソ』のストーリーの結弦くん解説の中の、
このくだりが浮かびました。
何かに向かってガムシャラに突き進んで、
自分でもよくわからない、意識が飛んでいる感覚の中で、
何かをつかみ取る。
つかみ取る
つかみ取る・・
何度も呪文のように唱え www ずっと、きんちょうしながら観てました。
優勝決まってからあらためて観直して、素晴らしくて、ため息・・ ღ´ェ`*)
DG両足着氷にマイナス5の案の定のジャッジがありながらも、
日本でぶっちぎりの評価を得て、北京行きを勝ち取った結弦くん。
ほんとに、おめでとうございました。
勝利宣言・・
つっかえてたものが取れたような、そんな晴れやかさ。
勝てるよ・・!!
体の痛みは消えてないと思うけど、
あの「つぶされてる」ようなこころの痛みのところを、抜けたように思う。
結弦くん、おめでとう。そのことがいちばん、うれしいです。
先月のNHK杯の直前にケガしたとき。
これは北京に行け、というサインだと思えてしかたなかったです。
結弦くんって、なんていうか・・
受け取る、ということにものすごい素直じゃないですか。
教えてもらうこと、導いてもらうこと、ひとからもらう想いに対して。
もう、そういうたましいを持ってる方ですよね。
北京に出るのは、もう、ファンを超えて、世界中の願いにまでなっている。
そうすると、結弦くんが北京はシャットダウンだと思っても、
もうひとりのほうの結弦くんが、大勢の気持ちに応えようとする。
ああ、これは、北京に出ろ~ だなあ・・
彼自身なのか、彼に重なって指導している神様なのか、わからないけれど。
なんだろね。彼にはよほど、やらなければならないことがあるんだろうね。
「4Aは使命」と言った結弦くん。
北京行きは、運命だね。
きみがつくった。
きみを待つ世界中のひとへの、贈り物じゃないのかな。
ところで、4Aに挑戦する意味だけど、『共に前へ』にも書かれていましたね。
五輪連覇して金メダルの価値を確かなものにできても、傷跡がまだ残っている。。
震災直後に仙台を離れスケートをしたことへの負い目。
小さくなってはいるものの羽生の中で傷跡として残っているという。
結弦くんにとって、4Aの夢は、震災への想いが籠められているんだよね。
試合に挑むときに、それをわざわざ口に出すことはないけれど、
でも、ずっと胸に秘めてるんだなと思う。
震災の記録を多くの人に伝えて、そしてみんなに生かしてもらいたい。
(近い将来日本国中、ほんとに大変なことになるのでは思えるので、結弦くん、ほんとに凄いよ・・)
「途方もない夢だけど」 と言ってたと思う(変だな、何頁だったか見つからない・・)
この途方もない、というところが、4Aの夢と重なるんですね。
「自分のスケートの出来事がちょっと進めると、なんかちょっと震災からまた一歩
踏み出せるようになったと思えるようになったと思います。」
あの『天地人』の、食堂のおばちゃま。
これまで、フィギュアスケートも観なければ、結弦くんも名前だけ、だったそう。
わたしがここに来てから、ゆづゆづ言って、熱く語るものだから、
初めは引いていて、つかまんないように、その話題を避けていたんだけど、と。
少しずつ結弦くんのことを知ってくださるようになって、
今回、ショートを録画したんだそうです。
というのは、わたしがショートを生観戦に会場に行ったものだから、
(二次で当たったんですよ~ 観戦は初めてでした・・!)
わたしのために、念のために録画しといてあげようと思ったんだそうです。
わたしの録画はもちろん大丈夫だったんだけど、気持ちが嬉しかった。
自分の席からはこう見えた(S席だけど後方)
それで、そのおばちゃまが。
そのショートを観て、結弦くんにものすごく感動してしまったんだそうです。
結弦くんの前に滑った選手からしか観てなかったけど、結弦くんは、全然違うと。
動きが、ものすごくきれいで、優雅で、品がある、と。まず言ってくれて。
「雑味がない」
うわー・・・
他の選手は、音楽と人とが、別々にあるように感じる。
でも、羽生選手は、音楽と本人の間のスキがない。
初めから終わりまで、一体になってる。
音楽の中に羽生選手が溶け込んでる、というか、
羽生選手が音楽になってる、っていうか、と。
うわー ・・・
何かひとりだけ違う、と感じたそうです。
そういうひとで、そしてそういう生き方をしているひとなんだと、
それが伝わってくるのだと。
う・・・ (もう、驚愕がすぎて、なみだ目のわたし・・)
これはスポニチ
予備知識なく初めて観たにもかかわらず、感じ取ってくれたという・・
その感性にも驚いたのだけど、
ほぼ初めて観る人にそこまで感じさせてしまう、結弦くんの凄さ。
「あの」日本のジャッジで、音楽の解釈で10点満点がついた、まさに証ですね。
わたしは、もちろん、もう最後のスピンが終わる前から拍手しっぱなし。
終わった瞬間、観衆の声が漏れて出てしまってましたが、
わたしもそうでした。小さな悲鳴のような黄色い声が、もれ出てしまいました。
視力がよろしくないので、お顔などの細かい表情は自宅に戻ってからTVで確認。
これは自由に気ままにやる、というのとちょっと違うストーリーなんだとわかって。
もう、涙で震えてました。
そして、4Aも一歩進み、全日本優勝決まった後は・・
男子フリーが済むまで願掛けで我慢したケーキを買いたいという話から、市内の
おいしいケーキ屋さんを教えて頂いて、いちごショートを買ってお祝いしました。
いちごが、落っこちてしまって、ちょっとあれですが・・すごくおいしかった・・
今頃は少し足を休めているところでしょうか。
風邪や食道炎、病気やケガに気を付けて、
北京まであと1か月と少し。
良い練習ができますように。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ショート、フリー、書きたいこと、いろいろあるし、
富田音楽のことも、BTS、JIMINのことも。。
ISUへの意見投稿もしたんですが、それも触れたいところです。
フィギュア以外のことも、ほんとはあるのですが。
明日から出かけますが、お正月からの1か月、しばらくは、
録画の空き容量確保のためのたたかいです。
なかなか、記事が書けずじまいですけども。
時間見つけて、せめて北京までは、もう少し記事数を頑張ろうと思います。
ご覧の通り、反省点の多いわたしのブログでありますが、
いつも読んでいただいて、今年1年間、ありがとうございました。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さま、どうぞ健康で、良いお年をお迎えくださいませ。
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