「ステップとは、足の動きだけではありません。上半身と連動した美しさが、羽生選手はもう一歩だなあと、毎回思ってしまいます。」

 

と、前々回(5/4)の記事にナオ助さんという方がコメントを下さるより少し前、鈴木明子さんが、羽生くんふきだし結弦くんの演技について「もっとエモーショナルに」と仰っていました。

 

このお二人のコメントを合わせて書こうとして、あれこれ書き込みしていたら、ふきだしだんだん自分で収集つかなくなっていきまして~

もたもたしているうちに、ファンタジー・オン・アイスも過ぎてしまいました汗

 

5月28日放送のFAOI(ファンタジー・オン・アイス)は、いつものように、超豪華メンバーのアイスショー。久々の結弦くんをTVで観られるだけでもとても幸せ キラリ で、試合でもないのに手に汗にぎってドキドキしながら観てましたけど、観るとまた書きたいことが出てくるので、今はさらにゴチャゴチャです~

いまだに整理しきれずにいるのですが、整理できないままに投じることにしました。

 

あ、そうふきだし余談ですが、最近、「羽生くん」と苗字で書くと、羽生パパや、羽生(はぶ)さんまで浮かんできて、~それと 「くん」なんて失礼かな、「さん」かなとかふきだしちょっと迷ってます

ふきだし「結弦さん」はなんか恥ずかしいし 照れる汗 あ~~日本語って難しいふきだし

なあんて言ってるけど、別に、どう書いてもいいのよね 照れる汗

 

 

鈴木明子が羽生結弦の来季に求めるもの。「もっとエモーショナルに」”より、次の部分を少し抜粋しました。

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3種類の4回転ジャンプ(トーループ、サルコウ、ループ)がきっちり入るプログラムをノーミスで滑ることができれば、羽生選手は別格です。さらに何かを求めるとするならば、もっと感情を入れること。今回、パーフェクトな演技をした世界選手権でのフリーでも、ジャンプ以外をもっとエモーショナルにできるのではないかと思います。

 これだけの4回転を入れることの難しさは理解しています。今回の世界選手権の演技もスタンディングオベーションをしたくなる、すばらしいものでした。しかし、もっともっと感情の入った羽生結弦を見たい。ジャンプの技術に表現者としてのエモーショナルな部分を加えてくれることを期待しています。

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元記事はこちらです。

 

 

ブルースター1.ステップでの課題のことと受け止めました。

 

表現は違うけれど、「連動した美しさもう一歩」と仰るナオ助さんのようなことを、あっこちゃんは言いたいのではないのかなふきだしと。

 

実は私も、羽生選手のステップの上体とのつなげ方がイマイチだと感じることは、ほんとはちょこちょこあるんです。例えば、彼の感情がそのままストレートな表現になりすぎて、腕がブン回し、丁寧さが消えていて、「おいおい。そこはもっとゆっくりと持っていくの怒りマーク」とか「もっとそこは体を斜めにねじるの怒りマーク」とか「ネコちゃんの背になってるなみなみneko」とか、けっこううるさく思いながら観てしまう。(それだけじゃないですよ。ネコちゃんの背になるのは、どこか気管支喘息につながっていそうで、心配になるんです汗)

 

彼は「レツ・クレ」のようなプログラムだと断然ステキなんですけど、今回のアイスショーでの「Choo Choo TRAIN」のようなタテノリダンスの振付の場合には、「うなみなみん・・・?」となる場面がある。

よく見ると、体もキレッキレでエッジ使いのキレも凄くて、やっぱりカッコイイわ~はーとはーとはーととなったのだけど、これをセンターでソロで踊る場面を初めに見た時は、「あれえなみなみ?」ってふきだし肩・腕の辺りに力が入りすぎて、わんぱく小僧のブンブン回し ~ になっちゃってるところもあって。

私としてはここが堪えどころ。ねこ 動き自体は、キレッキレなんだけど。

どうして、初回ああいう感想になったのかな?と考えてしまうのです。

 

だから、彼の演技を否定的に見る方々の感覚もうなづけるところはあるのですね。

もっともそんなふうに見えるのは、いつもというわけではないし、私にとっては一部分にすぎないことですけど。彼はとてもしなやかで、バレエの優雅さや、ゾクッとするほどの美しい動きを持っている選手ですし。

 

おそらく、あっこちゃんが言わんとしていたのは、単なる感情移入の話ではなく、

「羽生選手はステップと上体とのつなげ方において、あともう一歩のところがある。羽生選手の演技にエモーショナルさが足りなく見えるのは、体の動きへのつなげ方によるものと思います。誰にも有無を言わせないだけの技をモノにしてもらいたい。あなたならぜったい、それが実現できるはず。期待してますよ。☆

 

と言いたいのを遠慮ぎみに表現されたのではないかなと。ちょっとおねだり的に、「見たい」って言って。そう解釈してことばを見ると、温かいものを感じまして、結弦くんファンの1人として、あっこちゃん、ありがとう heart--w桜蕾って思いました。キラリ

 

小塚崇彦さんが、NUMBER PLUS「銀盤の革命者」の記事の中で、

「スイングロールした時に横から靴が全部見えてしまっている。つま先をポイントにして自分が行くトレースを指していけるようになると、もっとすっきりしたスケートになっていくのではいか」

という興味あるコメントをしていらっしゃいました。

 

私には見分けられないけど、この辺が「連動の美しさもう一歩」コメントのことと関連が何かあるかもしれない?ふきだしなんて考えてみたりしてふきだし

 

あっこちゃんや高橋大ちゃんは、ステップと上体との連動の上手さがキラリ素晴らしいキラリですよね~ふきだしたとえば、手の動きに連動していく肩や首、体幹部のひねり。タメのある緩急のつけ方。自分の周りの空間を自在に操っている感じです。

結弦くんは、今回のヘルシンキ・ワールドでのジェイソン君の演技のことを、いちばん印象に残ったと注目していたし、昨年1月のアイスショーで昌磨くんの演技を熱い目で観ている場面もありました。彼らの演技力を吸収したいと思っているのではないでしょうか。

 

今回のアイスショーでも魅せてくれたステファン・ランビエルさまハート1。目標にするならぜひこのお方にしてはどうかしら~キラリと、改めて思いました。

 

 

ブルースター2.でも上体と連動した美しさがイマイチなレベルなら、PCSが高いのはなぜ?

 

羽生選手のワールドでのフリー、芸術点も含むPCS(演技構成点)も97.08点で出場選手の中でも最高でしたキラキラ 。海外ではあれを100点にすべきだという解説者も居るほどだった。

大ちゃんたちのようにいかにも「上手いなあと思わせる」体の使い方は確かにしてません。でも、私も含め、世界中の人が感動しました。

 

大ちゃん的なステップは、時としては要らないということだと思います。あの「ホプレガ」の曲には、流れを感じさせるものがとても合っていました。とてもすっきりして、余分な動きを抑えるからこそ、その中でのちょっとした首の傾げる感じに、彼の切ない情感・世界ふきだし伝わってくるものがありました。これもまた一つの「エモーショナル」なものではないでしょうか。

 

彼のステップでの体の使い方を「いつも」イマイチと見る方は、この97点という数字についてはどう解釈するのかな。考察を聞かせてほしいな、とも思いました。あと3点のところを仰っているのか、それともPCSが97点出ること自体がおかしいということなのかどうか。聞いてみたいところです。ねこ

 

余談ですが、前回のボストン・ワールドで初めて登場して注目を浴びたミハイル・コリヤダくん。今回は演技がイマイチでした。

彼は結弦くんに憧れていて、羽生選手の路線を行こうと、今回、つなぎを詰め込んだプログラムで高難度のジャンプを跳ぶことを試みたのですね。その結果、うまくいかず、前年に見せてくれた目を見張るようなジャンプ、演技がどこかに行ってしまって、パッとしないものになりました。

同じことをしようとする選手が現れることで、羽生選手の凄さがわかる場面でした。

 

J‐SPORTS放送のほうの解説でおなじみの杉田秀男おじ様、このフリーの演技を観て、「もう、ことばがない」「彼が難しいことをやっていることを感じさせない、それくらい簡単にやってのけている」と羽生選手を大絶賛していました。やったぁ~キラリ

 

あっこちゃんが仰ったのは、あと3点に当たる部分なのかな。と初め思いました。

でもエモーショナルに「見せる」演技が、感動を与え、それで3点アップすることなのかどうかふきだしちょっと分からなくなりました。あっこちゃんが言っていたのは、おそらく点数とは関係ない部分でしょうね。(単なる感情移入の話だったりして 照れる汗)

 

 

ブルースター3.エモーショナルに「見せる」上手いステップよりも、人を惹きつけるもの

 

ステップがうまくても、それが見せすぎに見え、返って要らなくなる場合もある。

エモーショナルな演技でそのステップがスゴク見ごたえあって、素晴らしい!と思うような人でも、それによってハートを持って行かれる、ということが、私の場合は無いようです。

 

たとえば、色気を「見せようと」する演技だと私は逆に引いてしまうようです。neko・・・でもその方自体はナイスガイですよ!星

対して、色気を全然意識していないのに、立っているだけで、色気を醸している人もいる。

おそらく、自分の持っている色気に気付いていないと思います(そのままわからずにいてほしいheart--w)。

 

その彼ですが。色気と言うよりはエロス、かな、結弦くんの場合は。

手塚治虫さんの漫画の登場人物に感じる(生命体としての)エロスのような キラリ

 


ブルースター4.羽生結弦はとてつもないエモーション(パッション)そのもの

 

少年のころは勝ちたい勝ちたい、だった。けれど徐々に自分の枠を超え、今ではヒトや自然やそれらを抱合したものに熱を懐くようになり、その熱を表現しようとする。そう、もう、目いっぱい。だから、「見せよう」とする余分なものがつかないんだ。

 

ただひたすら、「まっすぐに」彼は表現している。

その時その時の

その美しい肢体の流れに、彼のすべてを籠めて

 

彼こそが「エモーション」パッション)そのものだふきだし

 

ときとして、それが強すぎて、下手すると、あのシャカリキな「チュ・チュ・トレ・・」の振りが現れるほど。「パワーぜんかーい 」って感じで。

試合でもないのに私が手に汗を握ってしまうのは、そんな演技に出遭う恐怖叫び青ざめるが伴っているからかもしれません。

ああいうハチャメチャでブキッチョな激しさがまたカワイイ りぼん んですけどね。

 

そういう彼だからこそ、フリーの選曲は切なく壮大なものとなり、そういう曲だからこそ、ことさら「エモーショナル」にしなくても、その一貫した無駄のない流れのような演技に美しい表情があり、むしろ熱い何かを感じ、感動させられる。それは結弦くんだから言えることで、他の選手がやったら、つまらないものになるかもしれない。

 

彼の、すべてを籠めて表現する姿が、観る側の私(私たち)に「エモーション」を起こさせる。

 

彼の演技を観ていると、詩が浮かぶ。

詩を書かずにいられなくなる。

画きとめる人も居る。

観る者を、そういう衝動「エモーション」にかきたてるのだ。

それが羽生結弦だ。

 

ここまで書くと買いかぶりになっちゃうかもしれないけれど、彼はこの先(この先も?)、歴史を変えていくと思う。まずはフィギュアで。そしてフィギュアやスポーツという枠を超えたところで。

その「エモーション」(パッション)によって。

 

(※彼の心の「熱」についてはエモーション」というより「パッション」が的確かな。と思いながらも、つい横に置いちゃって・・オーサーコーチのコメントで思い出して、いじりました、汗6/16)


 

ブルースター5.「バラいち」やったぁ~やったぁ~!

 

予想を大きく裏切って、オリンピックの勝負曲。ショパンの「バラード一番」!!キラリ

3シーズン使ってもいいんだ~

 

彼が奏でるショパンの世界を、また観ることができる。やったぁ~キラリ

 

嬉しくてビビりました。私には、1,2位を争うほどお気に入りだったから。

そしてまた、緊張して、手に汗にぎった汗

 

 

バージョンをアップさせ ​​​​​​上体の使いも、さらに進化してる。

彼がこのプログラムを愛しているのがわかる。

表現を磨いて自分のスタイルを究めようとしているんだね。

あの「イマイチ」さんもあっこちゃんもうなづいてくれるものになるような予感。

 

「ノッテ・ステラータ」での体の使い方とかが生きてますね。4ループさえきっちり入るようになれば、さらに、さらに、スバラシイものになるね キラリ

 

なんていう表情ふきだしこの余裕のない真剣さがふきだし  ふ、フルエました。♡  

 

 

 

ブルースター このあとしばらくの間書けそうにないなと思った分、詰め込んだので、整理しきれませんでしたが、結弦くんを見て、決して100パーセント絶賛しているわけではないところを含めて書きました。

彼の演技をできるだけ冷静に観ていたいんです。大好きだからこそ。☆

ふきだしと言いながら、結局、讃えまくっていますけど汗

 

繰り返しになりますが、以上の内容をもう一度まとめると、

ハート「エモーション」を「エモーショナル」な身のこなしに持って行くには、それなりのスキル・感性が必要だが、羽生選手にはこの辺に課題がある(難しいステップを踏んでいるからなのかもしれない)。しかし、美しい動きを持っている。そして課題は年々クリアし、難しいステップを踏みながらも魅せれるようになってきた。

ハート「エモーショナル」な身のこなしの上手い演技が、必ずしも心を動かすものとはならず、時には、邪魔である。また、それは曲やテーマなどによって求められるものが違ってくる。

ハート同じことかもしれないが、「エモーショナル」な動きを抑えるからこそ、返って「エモーショナル」であることもある。ただし、羽生結弦に限る。それは次の理由による。

ハートあっこちゃんの求める、彼自身の「エモーション」(パッション)そのものは実は大きく、その強さ故、時には彼自身の美しさをブッ壊す。

ハート人に「エモーション」を起こさせるもの(例えば無意識に持つ色気が観る側に引き起こさせる、甘い感情とか)が人一倍強く、デカいふきだしつまり、彼こそが誰よりも「エモーショナル」だ。

 

ふきだし以上、あっこちゃんの「もっとエモーショナルに」に感じたこと、いろいろふきだし

やっと書けました。

まとまってなくて、ただのこねくりまわしに過ぎないかもしれないけれど(自分でも途中でわけわからなくなったほどですから)汗

 

 

 

 

ブルースター今度はいつ頃また書けるか、ほんとに分かりませんが、仕事が落ち着くまでは投稿を止め(止めて止めなくてもほとんど変わりませんけど)、色んな方のブログを見に行ったり、これまでの記事を直したりしようかなと思ってます( ふきだし初期の記事なんかは特にひどくて、削除したいくらいですふきだし汗)。

 

結弦くんのオリンピックシーズン、とても楽しみにしています。☆

グランプリ5連覇とか、オリンピック連覇とか、いろいろプレッシャーをかけられると思うけれど、もうね、連覇なんて言ってる人のコトバは、どっかにやっちゃいな。って言ってあげたい。

そんなちっぽけなことを話題の的にする人たちは、つまんない人たちだ。

(本人の野心の後押しとして語るなら話は別だけど。語弊を招くので追記・・8/11)

 

キミはもっと上を行け。行ける人だから。

自分のやりたいことを、ぜったいに成し遂げること。

 

ふきだしなあんてエラそうなことを、思っていますがふきだし

とにかくとにかく、今シーズンすべての試合、一つ一つ、優勝させてあげたい まじかるクラウン 

 

そして元気でケガなく、思うように羽ばたいていけますように。

キラリ祈ってますネ~ねこキラリ

 

 

 

 


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