昨日、『幸運のおすそ分け』をしてくれた、M美ちゃんが、抜糸のために来院しました。
そして、約束通り、会いに来てくれました。
M美ちゃんとは、ほぼ初対面といっていいでしょう。
でも、私たちは昔からの友達のように、すでに打ち解けていました。
M美ちゃんは自分の生い立ちを話してくれました。
幼少の頃から苦労の連続だったようです。
私には図り知れないものがありました。
それでも彼女はとても明るくて前向きです。
彼女には理解がって彼女を全て受け入れてくれているご主人と、素直でお母さん思いの中学生の娘さんがいます。
彼女は言いました。
「自分が後悔しないようにと、考えて考えて生きてきたので、今は何も悔いはないの。でも、一つだけやり残してしまうことがあって、悔いが残るの」
やり残してしまうこと…
「娘の成長を見届けてあげられないこと」
悪性脳腫瘍の再発…
彼女は医者からの言葉で、短命を悟っているようでした。
彼女はずうっと大きな目にほほ笑みを絶やさず話してくれていました。
でも、その時は長くて濃いまつげが伏せられました。
私は一瞬、言葉を失いました。
しかし、すぐに私は自信ある言葉が口をついて出ていました。
「大丈夫!絶対、大丈夫だから!!」
医学的な根拠は何もありません。
私にあるはずがありません。
それなのに私の発した言葉は無責任だったかもしれません。
だけど、こんなに前向きなM美ちゃん。
『幸運のおすそ分け』を知らない人にしてくれるM美ちゃん。
自己免疫力に強い影響を与えないはずがないと思ったのです。
不思議ですが、確信したのです。
生きるということ。
生かされているということ。
あらためて、学んだような気がします。