読書が趣味だ。ジャンルは問わない。乱読である。
しかし、私の本棚に多くの背表紙を見せているのはルポルタージュのジャンルだ。
ルポルタージュは報告文学、または記録文学ともいう。
第一次世界大戦後に生まれた文学だ。
社会的事件に作為を加えず、客観的に叙述した文学だ。
罪を犯す人間の深層心理を知りたくて、私はルポルタージュを読む。
しかしながら、結局、訳が解らない。理解出来ないのだ。
よく境遇がどうのこうのというが、そんなのは理由にならない。
同じ境遇の人でも、罪を犯さない人もいる。
生まれ持ったものもあるのだろう。
それは不可抗力かも知れない。
でも、決して許されることではない。
私は難病者だ。犯罪者になるぐらいなら難病者のほうがまだましだと思っている。