幣串と幣束は正式には違いがありますが、
一般的には混同されて呼ばれています。
玉串も正しくは樫木に木綿又は紙垂を付けたものを云いますが、
現在では玉串と云えば榊の小枝に紙垂をつけたものが一般的です。
神籬など榊の小枝(玉串より大きい枝)に紙垂を麻で結んで垂して飾るのが
一般的な紙籬となっています。
神垂や幣串に垂らす紙は上等の泰角紙か西の内紙を使って切ります。
御幣紙(幣串に垂らす紙)の古くは五色を使い、青は春、夏は赤、中に黄色
秋は白、冬は黒と春夏秋冬と中央を表す五色でありました。
現在ではこれらの色も白紙一色できるようになっています。
その切り方も原型を保ちながら様々な切り方がなされて
それを各自の人が流派と名付けて現在に伝わっているようです。
幣串や、弓や、幟竿に墨で七、五、三の線を書きますが、
七は人間の運命を司る七曜星を表し、 五は五行説の五ッの方角
東、西、南、北、と中央の宇宙空間を意味し、地球上の生命を司る天地のすべての
要素を表し、三は天地人三体の力を表す
それぞれに運を司る吉数として用いられています。
次週は建築の奇数と偶数について