昨日は、古民家鑑定へ行ってまいりました。
築102年、堂々たる風格を漂わせる古民家
敷地970坪 建物100坪 蔵、物置。納屋、庭園を備えたたてものでした。
事前調査の際、
この家は屋根裏へは上がる事が出来ませんし上がった事を幼少頃から見た事は無いと告げられ
文化財の調査で来られた方々も屋根裏へ上がるのを断念したとお聞きしてました。
探す事小一時間、やっと見つけた、からくり天井畳、一畳位の竿縁天井そのまま少し持ち上げ回転させスライド。私との出会いを屋根裏は永い時間待ってくれていました。
感激しましたね、梁の上部にも天井の上にも人のは入り込んだ形跡は無く、102年時を静かに人の侵入を拒み続けて来た屋根裏。職人の上がれるものなら上がってみろの声が聞こえてきそうです。
匠の技による侵入防止策とでもいいましょうか。
そこに、棟梁の意気込みや心意気は生き続けていました、
壊せるものなら壊してみろと言わんばかりの梁組。
美を感じる木組み棟梁の心を感じる異空間でした。宝物にそっと蓋をすように天井を収め、後ろ髪を引かれる思いで屋根裏を後にしました。
古民家って本当に良いものですね。当時の時代へタイムスリップ出来る、心の良空間ですもの。
一部減築し息子さんのお店へと変身させる方向を提案し、その方向で進みそうです。
残せるものなら残したい、それが私達古民家鑑定士の皆の願いです。
