近くして身がたきは、我が心なり。
細にして空に遍ずるは、我が仏なり
空海[秘蔵ホンヤク]
空海・真言宗の開祖
[以下引用]
あまりにも身近にあるために、見つけ難いのが自分の心である。微細にして虚空に遍く存在しているのが、自分の心のうちの仏である、という意味である。
空海は宇宙のあらゆるものは、諸仏の王とされる大日如来の身体であるととらえた。この宇宙は地・水・火・風・空・識の六大の要素からなり、宇宙のあらゆる 現象は大日如来の顕われである。その中で識の心の働きは、大日如来の心である。私たちの心の内にある仏を念じれば、大日如来と一体になれる。これが空海の 説く「即身成仏」である。
すべての人の心に仏=宇宙があるということは、自分を卑下したり、劣等感にさいなまれたりすることなく、強い自信をもって生きる支えとなる。