ぼくらの通う


数学塾の1Fにソイツはいたんだ。


きつね色の毛並みに鋭い眼光。


たぶん犬種は柴犬だ。



くさりに繋がれて


激しく吼えるソイツをぼく達は


「無限大」と名付けた。


理由は、当時のシブがき隊の歌からとっただけ。



意味不明な名前で


呼ばれたことを怒っているのか


無限大は、ぼくらに敵意むき出しだった。



ある日、仲間の一人が


無限大をやっつけると言って


エアーガンを持ってきた。


ブローバック式の黒い拳銃だ。



ぼくらは自転車に乗ったまま


「無限大ぃ~~♪」と歌いながら


無限大に近づいた。




その直後、


ぼくらの体は硬直した。



!!!!!


クサリが外れちょんやん!?




無限大は今までの鬱憤を開放するように


けたたましく吼えながらぼく達に向かってきた。




ちょwwwww


シャレにならんやんか!


ダッシュで方向転換し


自転車をこいで逃げる。



逃げながら


エアーガンを持ってきたやつが銃を取り出す。


かなりのワルだ・・。


後ろ向きに銃を構え


無限大が50cmに迫った所で


銃は火を噴いた。



BB弾は見事に


無限大のこめかみにヒットした。




ギャン!!


無限大は一瞬ひるんだだけで


すぐさま追ってきた。



げげ!!


もう、ぼく達涙目。゚(゚´Д`゚)゚。




猛スピードでペダルを踏みまくり


逃げる逃げる。



ぼくらのグループは二手に分かれた。


こっちくんな!;ω;



しかし


淡い期待は裏切られ


ぼくともう一人の逃げる方へ


無限大は追いかけて来た。



ひぃぃぃぃぃぃ!!


全力で自転車をこぐ。


坂を上り、交差点をつっきり


やみくもに逃げる。



しかしもう・・。


息が完全に上がっている。


胸が苦しい。


足も動かなくなってきた。


体力の限界だ。



自転車を乗り捨て


ぼくともう一人は


とあるマンションに逃げ込む。



エレベータに乗って上に逃げよう。




そして


エレベータに駆け込み


閉まるボタンを押そうとしたその時!!




無限大も飛び込んで来た。


ギャーース!!!




終わった。


もう一貫の終わりだ。


そう観念した。



無限大 : (゚ω゚)



ぼくら  : ((( ;゚Д゚)))カタカタ



無限大 : (゚ω゚)ワン?



ぼくら  : ((( ;゚Д゚)))



無限大 : (゚ω゚)クーン



ぼくら  : (:.;゜;益;゜;.) ぇ・・・噛みつかない?




狭いエレベータの中で


まったく吼えなくなった無限大。


なんというか・・・


別に危害を加えるつもりはないようだ。




―ぼくの記憶はここまで。―


無限大・・・。


実はオマエいいヤツだったんだな。


なんか、ホントごめん。




将来は柴犬を飼いたいです。


名前はもちろん


「しげる」


雀士赤木しげるの名前です。(オイwww




みなさんこんにちは、ジュンです。


今日も意味不明シリーズでしたw


自己満足全開゙;(;゚;ω;゚; )







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