バレエはお好きですか?
と聞かれれば、「はい!モダンよりクラシックが好きです」と、直ぐに答えるくらい、ミュージカル 映画 音楽と同じに好きだ。
踊れない。だから、鑑賞だけだが、衣装 音楽も楽しみの一つだ😊
やはり、美しい。
身のこなし 姿勢 手指 何をとっても美しい!!
昨日、オペラハウスへバレエ「火の鳥」を観てきた。
第二ヴァイオリニストの友達が、所属しているオーケストラの演奏の時は、友達のコネで、楽屋に出入りできるのも楽しみの一つ。
ただし、バレエダンサーの写真撮りは、禁止されている。
普段着の彼らは、一見、何処にでもいる普通の人達。違うのは、兎に角 姿勢!!
背筋が、ピンと上に伸びてて、何処かしなやか。
でも、男女とも歩き方が、やや ガニ股 っぽい😂
バレエを見れば、何故だかわかるだろう。
さて、このバレエ「火の鳥」は、イーゴリ ストラヴィンスキーのバレエ音楽で、幕が開く。
内容は、いろいろなサイトで、説明されているので、省略。
火の鳥 というと 多くの日本人は、あの手塚治虫の大作漫画「火の鳥」を思い浮かべるだろう。
それもそのはず!!
手塚氏が、このストラヴィンスキーの「火の鳥」を観て、あの大作を生んだそうだ。
宝塚歌劇好きとは知っていたが、バレエもなのだとは、なるほどと思った。
火の鳥 は、いろいろな神話 伝説の幻の鳥であり、500年毎に自ら火の中に飛び込み 焼け、灰になり、そこから復活する。
謂わば、古くなっている自分を過去から、一度リセットして新たに羽ばたくという感じだろうか?
エジプト ペルシア ギリシャ 中国 ロシア などの伝説では、呼び名も違う。
ベンヌ 、フマ 、フェニックス 、朱雀 、鳳凰 、
ジャール プチーツァ
不死鳥
など。
少しずつ違う火の鳥の描写だが、ほぼ同一視されている。
因みに私が、昨日観たストラヴィンスキー「火の鳥」は、ロシア民話を元に作られたものだ。
さすがに自ら火の中には飛び込めないが、過去を捨て、自分を初期化して、新たに飛び立つぐらいの気持ちを持ちたい。
そう、「火の鳥」のように。