昨日は、テニスの全仏オープンの最終日だった。
毎年、ワクワクしてローランドギャロへ観戦に行ったものだが、今年は、敢えてチケットを買わなかった。
おそらく、もう二度と買わないだろう。

クレーキングのラファエル ナダルの試合が、見られないからだ。多分、パリ オリンピックが、最後になるかもしれない。😂😂


今日の決勝戦は、素晴らしかった。ただ、TVの向こうで、戦っているのは、若手選手。ラファではない。
優勝は、ラファと同じスペインのアラカラス。
表彰台で、大きな優勝カップを高々と上げてビッグスマイルなのは、もうラファではない。ああ、2度とラファのこんな誇らしいスマイルをこのパリのコートでは、見ることはないに違いない。
とてつもない寂しさが、私を襲った。

38歳。スポーツ選手の引退時期。そして次世代の若手へバトンは、渡されている。
世代交代。 それは、自然ななり行きであり、寧ろ、時代の進化であって、より良い未来への兆しでもある。
わかっちゃいても何か寂しい。

世代交代は、何もスポーツに限ったことではない。
この3次元の世界では、ありとあらゆる事に生じるごく普通のことなのだ。

では、バトンを渡した後はどうなるのか?
人で言えば、劣化していくだけ? 退化するの?
老いぼれるのみ?それとも 隠居してじっと死を待つのか??

いいや!そんなの嫌だ!
水戸黄門様だって御隠居したって、「この紋所が目に入らぬか!」って、現役 貫いてた。
まあ、フィクションも無きにしもあらずだろうが、やっぱり、いつまでも 現役 でありたい。
そうそう 簡単に退化してたまるか!
体や其処彼処の筋力、記憶力は、衰えても、今まで培った知力は、維持できるはず。 失わせてはもったいない。
まだまだ 何かの役に立つはずだ。
健康であり、そこそこの体力を保つための努力が、生涯現役でいられるキーポイント。

世代交代後だって、 まだ輝ける別の道を行ける可能性は、十分ある。
そうするかしないかは、自分自身にかかっている。

ラファよ、あなたは、きっといつまでも「現役」でいてくれる。
幾つになっても色褪せないでね!