お父さんの話のつづきです。
父の家には、見覚えのある物がいっぱいあった。
私が使っていた勉強机
父が使っていた書斎の机
本棚
私が小学校の図工で作った木の椅子
雛人形
間接照明
絵画
冷蔵庫に貼ってあるマグネット
私が使っていたドナルドのキーホルダー
などなど。
メンタル的にもきつかったけど、頑張ったなぁ。
7月で父の家のお片付け終わりました。
最後の日は、もうお父さんの痕跡のある場所がなくなるんだと思うと、寂しくて、帰る時は涙が止まらなかった。
父の家から持って帰ってきた物の仕分けが辛くてなかなか出来ません。
妹の分は、妹に渡さないと行けないのに。
やってみたいなと思って、持って帰ってきたお父さんのアコースティックギター。
2日くらい練習したけど、お父さんを感じすぎて、今は、手にできず…
最近は、辛くて手続きも滞り気味…。
でも、お墓もやっと決まって申し込んだし、納骨はまだだけど、少しずつ進んでます。
葬儀から2ヶ月半経った今も、ちょっとしたきっかけで涙が出るし、自分を責めたりもする。
しょうがなかったと思う気持ちもある。
疎遠だった父なのに、酷いこといっぱいされたのに、こんなにも辛い。
もっと話して、和解したかった。
もう、私の周りの誰が亡くなったとしても、少しでも後悔が少なくなるように行動したい。
でも、難しいんだよなぁ。
お父さんと距離を取ったのだって、その時の私の心を守るための行動だったし…。
何が正解か難しい。
父が亡くなって10日ぐらい経った時かな、父が夢に出てきました。
私と妹のところを行ったり来たりして忙しいんだと嬉しそうに話してました。
妹と喧嘩した時も、夢に出てきました。
私に色んな負担がのしかかって、辛くて、お父さんに、「私、手続きすごく頑張ってるんだよ、知ってる?」って聞いたら、「知らない。お墓、景色良いけど冬寒そうなんだよなぁ」と言われました。
私のお誕生日の日も夢に出てきました。
「位牌をちゃんと仏壇に置いてね」と言われました。
この間、数年ぶりに夫と居酒屋さんに行きました。
潰瘍性大腸炎になってから、不安障害の症状が増して、1人で外食出来なかったんだけど、この間、パン屋さんのイートインでサンドイッチ食べられました。
5.6年ぶり。
お父さんが亡くなって、私が少し強くなった気がしてます。
人との接し方とかメンタルも変わったし、体もなんか少し良い方に変わった気がする。
なにより、こんなにストレスかかっても、今のところ、潰瘍性大腸炎も再燃してないし(ちょっと怪しかったけど…)、メンタルのお薬も増量せずに済んでます。
少し自信が持てました。
自分の心と体を大切にしながら、私を大切にしてくれる人を大切に、後悔ないように、やりたいことをやって、自由に生きていきたいと思います。
今回で、お父さんのお話を終わりにしようと思います。
また、思うことがあったら書こうと思いますが、長いシリーズ、読んでくださった方、いいねくれた方、ありがとうございました。
きっと、みんなそれぞれに色々なことがあって、心に傷を負っても逞しく生きているんだろうなと思うと、ブロ友さんの楽しく生きてる姿を改めて尊敬し、見習いたいと思いました☺️
