モモ
ミヒャエル・エンデ作の児童小説「モモ」
これも絵本などと一緒にお義母さんが送ってくれた。
最近は、「海賊とよばれた男」とか、読み途中の「燃えよ剣」とか読んでたから、いきなりのゆる〜いフィクション。
夫に、私にはモモが足りないんじゃないかって言われて、気になって、「燃えよ剣」を中断して読み始めた。
始めの方に出てくる、掃除夫ベッポおじさんの言葉が私に足りないモノ①だった。
要約すると、目の前のことに集中する。
そうすると、楽しくなってくる。
気づくと長く続けられている。
ってこと。
私は、いつもゴールを気にしながら、きっと目の前のことに集中していなかったし、楽しんでいなかったと思う。
他にも「モモ」は、やっぱり私には足りないモノだった。
どうして夫はいつもそんなにのんびりしてるのとか、寄り道してるのとか、マイペースなのとか、時にはイライラしてたけど、
私は、なにかやらなくちゃいけないこと以外を楽しむ余裕もなくて、外出しても本当に直行直帰で寄り道もしない、つまらないことしてた。
趣味もなく、楽しいと思えるものもなく、結局仕事に行けなくなって、潰瘍性大腸炎にまでなって。
潰瘍性大腸炎になったらなったで、毎日病気のことばかり考えて、毎日、便や食欲や体重に一喜一憂して、そこしか見てなくて、なにも楽しいことなんてない。
趣味って強いんだなぁ。
志がある人って強いんだなぁ。
最近は、少しかじってた、登山をまたしたくて、いつになるかわからないけどまたしたくて。
来年の春に低い山でもどこかに行けたらいいなというのが今の目標。
体力なさすぎるし、すぐメンタル落ちるけどがんばろう。