20代前半、看護助手の仕事をした。

別に看護の世界に憧れてたわけではない。

ただ、求人に『未経験、無資格可』と書かれていたから。


実際に働いてみると、大変なことばかりだった。

だけど、やりがいの方が多かった。

そのうちに、自分のやれることが限界だと感じた。


患者様に触れられない。

役に立ちたいんじゃない、感謝されなくてもいい、

そこに困ってる人がいたら身体的な苦痛を少しでも緩和できるよう支えになりたい、そう思った。


それには看護師の免許が必要。

看護学校を受験した。

落ちた。


それはそうだと思う。

遊びながらの受験勉強。

友達と遊び飲み歩き、予備校入っていたけれど

学校をまともに行っていない私には勉強が難しくついていけなかった。


当時、小児科で看護助手をしていたため、

そうだ、看護師じゃなくても養護教諭なら!!

と思った。(なめくさっててごめんなさい)


私が問題生徒だった際に、お世話になった保健室の先生が忘れられず、病気の子どもたちが学校に通うのに何か力になれたらと思い、養護教諭の養成学校に進み、ギリギリで資格を取って臨時で働いている。


だけど、看護師になりたい夢は消えなかった。

養護教諭として働けば働くほど、私は教育というより、心身の支えになりたい。そう思ったし、思っている。ここがうまく言えない。


心身の支えってなによ?

養護教諭でもなれるでしょうが。

あんたになにができるの?

それに、養護教諭としてなにを成し遂げたの?

そんな気持ちで看護師が務まると思っての?

看護師なめてんの?


そう言われておしまいだ。


勉強も進めなければいけない。

私はなにがしたいのか。

なぜ看護の道に進みたいのか。


やらなければならないことがたくさんある。


5日目。