ゲゲゲのブラック次元 -49ページ目

ゲゲゲのブラック次元

コッペパンと妖夢が好きなゴクウブラックと
罪のない人間と海砂に優しい夜神月と
色物揃いで最強の部下たちを従えるリボンズ・アルマークが
存在するカオスな次元です

Episode22「神の悪戯 銀時VSイリヤ」

 

~幻想郷~

で、何の用?せっかく宴会で盛り上がってたのに興が冷めちゃったんだけど……

まあまあそう言わずに

実は結構厄介な事になっててね、あらゆる異世界で聖杯戦争が起こってるのよ

は……?聖杯戦争って……Fate世界でお馴染みの、あの⁉

それもただの聖杯戦争じゃなくて、マルチバースの宇宙全体という大規模で行われているらしいわよ

宇宙規模って…もうそれ聖杯戦争って呼んでいいの?

誰なのよそんなアホみたいな事催した奴は!

逃げた……

(異世界で起こってることなんて私達には関係ないことだけど、もし巻き込まれることになったら厄介ね……)

(デケェ月か……あの時ァパラガスに雇われてたからつっても…高杉の野郎、また来るんじゃねぇだろうなぁ……)

ん?

何だあの船……

(アイツは……⁉)

ではイリヤ・パペット、あの侍はアナタに任せましたよ

畏まりました……マスター

頑張ってねイリヤ!後輩として応援してるから

朧、君は念のため彼女の後衛に控えておきなさい

……仰せのままに

何だ大将?俺たちの出番は後回しかよォ?

君たちには残りの者たちの相手を任せるつもりですよ

残りの者たちと言うと…博麗の巫女、とやらでしたか?

幻想郷最強の防衛ラインと言われている……

ほぅ…そりゃあ楽しめそうじゃねぇか

 『時の巣』でベジットとハーデスが戦いを繰り広げている頃 某Fate世界某所にて――

……ここは?

おや、不思議だねぇ

こちらに来るのではなく、背を向けて逃げようとするのかと思っていたよ

逃げて、どうなるの……?

私は最初から最後まで、あの朔月家(いえ)でも、ここでも、ただの道具でしかないんでしょ?

俺も同感だ、既にお前もエインズワースの一部……

諦める以外にお前にできることはない

神話の結末は決まっている、余計な事は考えるな

相変わらずの中二病だねぇ

……!何者だ……?

友達の仕事ぶりを見に来るのは別におかしい事ではないでしょう

私は何時でも何処にでも現れる……例えば貴方のように心の貧しい者のもとに

ね?ジュリアン・エインズワース♪

その瞳は……ミユ・リターナー……!

貴様……いつの間に入れ替わった?

いえなに、一時的にこの美遊(デクノボウ)の体を乗っ取らせてもらっただけですよ

しかし……やっぱり安物の器は入り心地が悪くていけませんね

まあ偉大なる至高の御方から授かりし私の神聖な肉体と、地球とかいう泥団子から生まれた肉体とでは、比べることすら烏滸がましいレベルですが

貴様が美遊(そいつ)を嫌いなのはよく分かったが、まさかそんな下らんマウント取りをベラベラと俺に聞かせるために来たわけじゃないんだろうなァ……?

全く、どうして人間ってそうせわしないんですかね……

せっかくエインズワースに色々な技術と知恵を与えてあげたのに

知恵と…技術……?

馬鹿だねぇ坊や……まさか君たちの父であるダリウスが自分の力だけでこれほどのモノを得たと思っているのではないだろうね?

何だと……?貴様が父の何を知っている?

なぁに、彼を表に出してみれば分かるはずさ

ほう……

この姿を見ればね

あ…あっ……あぁあ……っ

我が神よおおおぉぉぉッ!!!

やあ久しいねダリウス・エインズワース、千年以上前のことを覚えてくれていたんだね

何を仰いますか!例え何千…いや何万年経とうとも忘れるはずがありません‼

貴方から頂いたこの力で、私はエインズワース家を築き上げ、今日まで生き延び、そして――

 

(回想)

 

今から約千年後の未来に、人間の姿をした聖杯が現れるだろう

こんな姿をした、朔月美遊という名の聖杯がね

 

(回想終了)

 

聖杯である美遊を見つけることができたんだあああぁぁぁ‼

はあぁあ~…まさか君が…いや貴女だったとは!

私としたことが…その神々しい気と冷たい蒼色の瞳で気付けなかったのが実に悔しいッ‼

ふんっ…気付くのが本当に遅いんですよ……

あのお方の役に立っていなければ何の価値もない存在が

いやいやまったくもって厳しいお言葉だ……

しかし――

素ッッ晴らッ…しい!!!お叱りは御尤もです‼

貴女方にこんな辺境の星に興味を持っていただけたことが人間にとってはまさに奇跡だ‼

それこそが……

ん…うぅ……徐々に馴染んではいるが、まだまだだな……

現在は外の世界で次元聖杯戦争という名の祭りを催している

君たちには関係ないだろうが、興味があるなら私を呼ぶといい

私はいつでもどこにでも現れる……

では、これにて失礼するよ

アレが神だと……?違うな……アレは悪魔だ

…………

美遊に戻ったか……

結局、神々(やつら)にとっては人類(俺たち)が道具なのか……

それも美遊(コイツ)のように意味のあるものじゃない

ただの…遊び道具だ……

~異次元空間~

わざわざ過去へ行き彼らに力を与えるとは……これであの世界での一連の事件は貴女が黒幕だったということになってしまいましたね

人間などという下等な生き物を弄んで何がそんなに楽しいのですか?

絶対者として人間の世界に干渉することも、神の嗜みだって御方(おんかた)に教わったの

 

(回想)

 

ミユ、君は人間の世界で遊んでみようとは思わないのかい?

……極一部ですが、各次元でその世界に大きな影響を及ぼしそうな人物とは、一応の関りは持つようにしています

私はあくまでも趣味の一環として行っていますが、もしかして重要な事なのですか?

己の気の向くままに、新たなる知恵を、発明を、欲望を、憎しみを、飢餓を、戦争を与えることは神の嗜みだと、マモーは言っていたよ

リボンズ様の御友人にして偉大なる御方であらせられるマモー様が……

僕たちは掌で世界を転がせる存在なんだ

特定の人物に関渉して変化を待つよりも、それこそ思い切って…世界を震撼させるような出来事を起こした方が面白いかもしれない

僕は君たちネオ・イノベイドの自主性に任せているから、気が向いたら今までと違う遊びをやってみるといい

ミユ、君とこうして2人だけの時間を過ごすのに相応しい場所が見つかった時…その時に帰って来てくれれば、僕は満足だからね

は…はい……///

ミユ、さっきから口が開いたままだよ……

んっ……ぁ///

 

「本当に君はいい子だね…好きだよ、可愛い……」

 

(回想終了)

 

あぁリボンズ様ぁ~~///うへへへへぇ~~~///

ミユ様…十万億土の彼方まで飛ばして差し上げましょうか……?

おや……

お取込み中だったかしら?

……?どちら様で?

偉大なる至高の御方であらせられるアインズ・ウール・ゴウン様に忠義を捧げる、ナザリック地下大墳墓第一・第二・第三階層守護者こと“シャルティア・ブラッドフォールン”

以後お見知りおきを……

~ナザリック地下大墳墓~

アインズ様、友好勢力からのご指名とはいえ、あのシャルティアを1人で行かせて宜しかったのですか?

リボンズさんは私がナザリックの次に信頼を置く存在だ

その彼からの信頼厚き幹部の指揮の下行動するのであれば、焦って軽はずみな行動をしてしまう心配もなかろう

ネオ・イノベイドの提供してくれた次元転移技術のおかげで、更なる異世界への往来が可能になったり、彼らには何かと世話になっているからな

(異世界への往来と言っても、転移して来たこの世界のこともまだ分かってないことが多いのに、ぶっちゃけ今必要な技術じゃないんだけどなぁ……)

その恩を返す、そして今後の我々の友好の証という意味でも、今回のあちらからの協力要請は良い機会といえるだろう

待っていましたよ、ミスシャルティア

リボンズメイデン第5使徒ことミユ・リターナーと申します

アインズ様からお伺いしているでありんすよ、ミスリターナー

此度は妾をご指名いただき感謝しんす

今回の作戦はとにかく強さが重要ですから、ナザリック階層守護者で最強の戦闘力を誇る貴女が適任だと思ったので

それはなかなか見る目がありんすぇ

おかげでアインズ様から信頼という名のご褒美を頂ける絶好の機会が得られ、妾としては心嬉しい限りでありんす

何せ一度とんでもない失態をやらかしてから、なかなか重要な任務をお与え頂けていないでありんすから……

私こそ非才の身ですから、いつ醜態を晒してしまわないか怯える毎日です

……?貴女は御主人から特に気に入られていると伺いんしたが?

リボンズ様は取るに足らぬ存在である私たちをまるで忠臣のように扱ってくださる慈悲深いお方ですから……

本当は私のような者の1人や2人、いてもいなくても変わりありません

……偉大過ぎる主に仕えていると、何かと複雑な心境に陥ってしまうのでありんすね

その気持ちは分かりんすが、貴女は創造主に仕えることができる分、私よりは自信を持っていい身分でありんすよ?

……自分を誇れるような性分じゃありませんので

ストイックでありんすねぇ

 銀時は虚と思わしき者の率いる艦隊が降りたと思われる場所に来ていたが、そこで1人の虚な瞳で佇む少女を目にする。

よぉ嬢ちゃん、この辺に変な奴ら降りてこなかったか?

…………

おい!聞こえてんのかぁ~?

答える必要はありません……アナタはここで葬られるのですから

あぁ…⁉テメェ、ただのガキじゃねぇな……

行こう……エメラルド

なかなか強そうな相手ですねぇ!張り切ってやっちゃいましょう‼

最初に言っておきます……人間の身で私に勝てると思わないでください

ああそうかよ!

愚かな……下等生物である人ごときが神と対等に戦えると思っているのですか?

知らねぇなァ‼

~魔法の森~

はぁ……なかなか今以上に火力上げる方法が見つからないなぁ……

博麗の巫女の仲間の魔法使いって、アナタ?

あ?まあ幻想郷を護る者としては仲間かもしれないけどさぁ……つーか何だよお前ら⁉

偉大なる至高の御方にお仕えするオベイロン様に創られし『黒い三妖精』が一人“サニー・アルファ”

同じく“スター・ベータ”

同じく“ルナ・ガンマ”

アナタにはここで消えてもらいます!

事情は知らないが、この霧雨魔理沙、売られた喧嘩は買う主義だ!

丁度調整した火力を試してみたかったところだしなァ!

~時の巣~

この小宇宙は……神の力か!

ハアッ‼

おおっ…⁉

やったか……⁉

ふんっ…俺は神だと言ったはずだ

神に対し如何なる力を費やそうとも、掠り傷一つ付けられるかバカめ!

さあ、神と人間の差が分かったところで死ぬがいい!

はっ…!な…なに……っ⁉

こ…この薄く滲んだ血の跡は……

か…掠り傷……先ほどの気弾によってできた掠り傷か……

ぬうぅ…許せん……ッ‼

た…例え掠り傷であろうとも、貴様のような蛆虫が神である私の体に傷をつけるとは!

えぇぇい!八つ裂きにしても飽き足らん‼

粉々に打ち砕いて、その肉片を異次元の暗黒にばら撒いてくれるわ‼

しかも、死んだ後もその苦痛が永遠に続くようにしてなァ‼

無限地獄へ落ちるがいい!

テリブルプロビデンス‼

ウオオオォォォ‼

アアアァァァーーー!!!

消え失せろ蛆虫め‼

トランクス‼

ぐっ……!なんて奴だ……

時の界王神様…奴らは危険です……!

このハーデスから直に死を与えられることこそ、光栄と思え‼

くっ……!

あの次元の2人が合体したベジットブルーですら苦戦してる……

とんでもない強さだわ

 

~登場人物~

ベジット

坂田銀時

博麗霊夢

霧雨魔理沙

八雲紫

リボンズ・ネオバース・アルマーク ※回想

ミユ・リターナー

トレギア

ハーデス

イリヤ・パペット・リターナー

ティターニア・パペット・リバイバル

サニー・アルファ

スター・ベータ

ルナ・ガンマ

タナトス

ミケロ・チャリオット

モモンガ

アルベド

シャルティア・ブラッドフォールン

クロノア

トランクス

ジュリアン・エインズワース

ダリウス・エインズワース

朔月美遊